初日の出目的でヘッドライト頼りに手倉山(葛尾村・浪江町611m)に登った。神社もあって初詣。その先の三角点までは藪漕ぎで結果行かなきゃ良かった。本日2座目の笠石山(田村市766m)も、道は巨石群までなのにその先の三角点まで行った。帰宅後、方々に新年の挨拶をしてるとテレビから緊急地震速報、また能登だと思った。が、次に広範に出されスマホも鳴って恐怖。郡山は震度4だったが、志賀町で最大震度7の大地震。そして大津波警報。社内の安否確認では全員無事だったが、あけおめが憚られる正月だなんてつらい。
津波警報が注意報になった1時過ぎに寝たものの、今日もずっと地震のニュースを見ていた。一夜明けてわかる大きな揺れ、建物倒壊、火災、土砂崩れ、液状化、津波・・・お世話になった伏木の街がずっと心配で、発生から24時間経った頃に連絡してみると一部で断水してる程度で大きな被害はなさそうで安堵した。自分の生活もあるからスーパーに買出しに行って戻ると、羽田空港での火災の速報。この衝突炎上でJAL機の全員無事脱出は奇跡的ながら、海保機の5名が亡くなった。震災の救援に向かうところだったという、本当に痛ましい。
被災地は雨で、こちらも少し降った。天気は選べないけど、この時期としては暖かく雪じゃないことがどう影響しただろうか。今も救出活動が続いていて正月関係なく多くの人が活動している。休みで家にいるだけの自分は無力で、Yahoo!を通じて募金だけさせていただいた。NHKも昨夜から正月番組に戻っていて、情報得たところで何もできないくせに落ち着かない。それもまたもったいなく、休日に戻って自分地プロジェクトを進める。アマプラでマリオ見ながら、九州一般道編2019年1月の阿蘇から菊池・山鹿を抜けて南関インターまでを通した。
午後から晴れの予報に合わせて塩手山(相馬市、282m)に登った。登山口にある四季桜が花を咲かせていて、暖かさもあって季節を間違えそうだ。実感はともなわないが東北中央道塩手山トンネルの直上を知らせる看板もあって面白い。低山とはいえ手長コースは等高線が混み合っていて急登。約30分で辿り着いた北峰には祠、南峰は三角点があり海側の見晴らしが良い。カタクリコースで下るが冬なので咲いていない。浜の駅松川浦に移動して買物。相馬市伝承鎮魂祈念館で、またしても起きた大地震を想いながら祈りを捧げた。
仕事はじめでした。明日からまた3連休ということで有休奨励日にもなっていて、部門全体や事業所全体が休みで10連休以上のところもあるのですが、本日締切の送稿業務があって絶対休めません。うちの部署は全員出社して健気に仕事、お盆の時も同様だったのですがひどいスケジュールだわ。でも今は仕事をすることで社会に役立っていると思えるし、またしばらく忙しい日々だけど、黙って被災状況を見ているよりは気持ちは少し楽だった。果たせることがもっとあるとは思うけど。昨日浜の駅で買った蔵キムチがおいしくて2日で食べてしまった。
松川浦の海苔土産を実家に置き、総合グラウンドに駐車。西川田から東武宇都宮までいちご王国ラインに乗り、墓参を挟んで宇都宮駅まで歩く。昨年8月に開業したライトラインに待望の初乗車、かつての通勤経路を行く路面電車。ブレックスアリーナのある駅東公園前、ベルモールのある宇都宮大学陽東キャンパスでの利用客が多かった。専用軌道で鬼怒川を渡り、清原球場近くを北に折れてゆいの杜を横断、終点の芳賀・高根沢工業団地まで乗って折り返す記念乗車組も多くいた。新年で賑わう二荒山神社に参拝。宇都宮は元気だ。
この3連休での帰省は前から決めていたけど、実家では特にすることもなくスマホいじりが多くなる。報道が少なく大きな被害が無さそうと書いた伏木も実は液状化がひどいことを知った。また気持ちも沈んでくるが、足の悪くなった母の買物に付き添うのは自分にしかできない。並走は出来なかったがライトライン沿いを東に進み、日本三古碑に数えられる国宝那須国造碑を訪ねた。笠石神社のご神体で宮司が案内してくれる。水戸光圀公が指示し周辺の侍塚古墳とともに調査保護したため日本考古学発祥の地とも。千家のやきそばで遅いお昼。
昨日帰宅してから雪になった。今朝は少し積もっていたが晴れで、ゴミ出しでついた足跡はいつしか消えた。録画しておいた映画「メアリと魔女の花」「Dr.コト―診療所」を観て過ごす成人の日。能登半島地震からは1週間で、死者は150人を超え、安否不明者もまだ多数残されている。潮位が観測不能になるほどの隆起が明らかになって驚くが、日本列島は大陸から切り離されてここまで動いて来たのだから、そこに生活があれば自然災害と言われるが、地震も地球の営みのひとつに過ぎない。その上に立つ人間社会など赤子のようなものだ。
いわきで仕事。磐越道を東に進むと昨日の雪跡がずっと残っていて、東北でも最も温暖と思われるいわきでも降ったようだ。その道中でカーラジオを聞きながら思ったことに、過去の被災地を訪ねる人が増えるといいなと。能登半島地震の甚大な被害に心を痛めている方、今は人命救助が最優先される状況で祈るばかりだけど、落ち着いたらいつか行って支援したいと願う方も多いと思う。時間が経つほどその気持ちも被害状況も見えなくなってしまうけど、震災跡・遺構から通じるものがあるはず。福島ではそれをホープツーリズムと言っている。
通勤経路上で唯一のローソンに来月閉店の貼り紙があった。コンビニ利用が増える中でも店内調理のお弁当が値引きされてたりで重宝していた。橋の架け替えのため昨年9月から通行止めになった通りに面していて、客数が減っただろうから仕方がない。いくらこっちが遅くなろうとも開いている便利さはありがたいものだった。橋の工事はがれきが川に落ちないように下にカバーが設置されたあと、側道橋が撤去されて、今は本橋の路面が南側から8割ほどもう無くなっている。工事期間3年はずいぶん長いと思ったが、短い橋ながらじっくり進んでいる。
はじめて能登半島を訪ねたのは2008年11月のことで、前年に平成19年能登半島地震が起きていた。特に最大震度6強を観測した輪島市門前町の總持寺祖院の被害がひどく、思わず寄付した瓦に「皆幸せに」と願いを書いた。それがどの建物の屋根に葺かれているのかは知らないけど、今日の昼のニュースで總持寺祖院が再び崩れた様子が映し出された。2021年に復興工事が完了したばかりだった。過酷だけど、生きることは転んでは立ち上がることの繰り返しだ。前と同じじゃなくていいから、あきらめずに生気をふき返していって欲しい。
棚倉町の小富士山(466m)に登った。家を出て国道4号線に乗ると高架からぐるっと山並みが見渡せて、あまりに天気が良いので烏峠に寄った。北は蔵王まで見えてるのに、近いはずの那須は霞の上に白い山の端だけ。小富士山は若干積雪のある沢沿いを進んだ後、直登がきついが30分弱で登頂。残念ながら展望はほぼ無い。車内で音楽を聴くために挿してるUSBメモリが見当たらなくて、今日はずっとカーラジオ。帰宅後改めて探したら洗濯したパンツのポケットに入ってた。意外にもデータは読み込めたので、洗濯したのが記憶違いか。
阪神淡路大震災から29年。今朝は福島に行くので6時に起きたけど、それより前の暗く寒い時間に発生した大地震。緊急地震速報は無いしスマホもネットも普及してない時代、連絡が取れないってどれだけ不安だろう。突然、電車が緊急停車した。踏切異常を感知したためとアナウンスがあった。いったん最寄りの南福島駅まで進んだあと、該当の踏切まで進み運転士が降車確認。遮断機が鳴り続ける中、大きな雪の塊が・・・と報告している声が聞こえた。結果23分遅れて福島駅着。この間、車内から会社へ遅刻する旨の電話をする人多数。
思わぬ形で来年度の異動がほぼ確実になったことを知った。午後行われたミーティングの中で4月からの新たな組織案が示され、県内には自分のポジションがもうないことが普通に読みとれるのだった。報道機関が当選確実を出してくれるわけじゃないけど、既に平均を大きく超えた勤務年数、前年度交わした上司との口約束、自分自身が提出した希望、様々な状況からこれで異動が無い方がおかしいと思う。役職をもつと勤務先がある程度絞られるけど、会社都合で居住地を変えられるのは個人的には大きな魅力だった。だからもう裏切らないで。
日本初の月面着陸成功をプッシュ通知で知った。こんな二度とないイベントに立ち会えず、寝落ちしたこたつの中で知るなんて悔しすぎる。とはいえ昨夜の食卓も片づけずに出かける。福島大笹生で高速を下りて、福島市飯坂の中野不動尊にお参り。王林発祥の地桑折町、国の重文旧伊達郡役所。国見町の阿津加志山(289m)はドライブで。UFOの里福島市飯野の千貫森(462m)は公園ハイク。その北、天井山(532m)は一周1時間のやや荒れ道の登山。3座とも展望良くてもう少し晴れてと思ったけど、今夜から雨だ。
大寒ともあろうこの時期に雨かよと思ったが雪なら大変だった。日中いっぱい本降りで、郡山を含む県内太平洋側各地で1月の観測史上最大の降水量を記録した。そんなわけで完全インドアで過ごす。8年もいながらいざ離れるとなるとやり残したことがまだまだある福島県。先日駅でポスターをみかけて知ったキュンパス、これを県内の鉄道全部乗る作戦に充てて検討してみるもののルートが作れない。桃鉄のいけるかな?みたいに「どうやっても1日では回り切れませんぞ!」って簡単に答えてくれたら楽だけど、自分で道を見つけて進むのが楽しい。
能登空港で旅客機の運航が今日から再開されたとのこと。今年のセンバツ出場校が昨日発表され同空港をキャンパスにしている日本航空石川も選ばれた。去年の明治神宮大会で星稜が優勝したことで北信越枠が1つ増えて、秋ベスト4だった同校に道が開けた。日常には程遠いのでしょうが、こうしたひとつひとつが希望になるといいなと思います。ちなみに東北は今までの2枠が3枠に増え、秋ベスト4だった福島県石川町の学法石川が選ばれた。今年は各石川を応援したいと思います。星稜に敗れて準優勝だった故郷の作新にも注目です。
道の駅にしあいづ限定商品の飯豊山をデザインしたモンベルTシャツを買いに出かける。暖冬とはいえ会津はさすがに雪景色で、でも積雪少ないなと思いながら高速を西会津で降りた。買物後、会津ころり三観音を巡る。鳥追観音(西会津町)、立木観音(会津坂下町)、中田観音(会津美里町)。未完に終わった幻の神指城跡を経て大江戸温泉物語あいづで今年初温泉。帰宅後に西会津で買ったキクラゲを水で戻して麻婆茄子に入れた。県内に店舗が無いモンベルですが、来年度三春にできるらしい。できたら行きたいなぁ。