一週間ぶりの出勤はなんだかちょっと気恥ずかしい。実際、別人のように日焼けしている事情もある。それにしても玄関開けた瞬間から分かる暑さの違いが身にこたえる。事務所につくまでに汗が滴ってやる気のいくらかと一緒に流れ出ていった。結局、日中は今夏最高の36.2度まで気温が上がった。8月なら納得の猛暑日だけど観測史上1位タイの暑さだったとは気づかなかった。それをさらに不快にしたのが、昨日虻に刺された左手だ。何か所かやられたのは分かっていたけど、今日になって腫れて痒くて熱っぽい。親指だからどうしても触れてしまう。
土砂降りの中を帰宅して、窓から吹き込んだ雨を拭き取り、やれやれと思いながら19時のニュースを見ていたら、山形県置賜地方に大雨特別警報が出された。その雨雲が新潟・山形・福島と連なっていて、郡山でも深夜日付が変わっても雷雨が続いた。冷房要らずの涼しさなのは過ごしやすくていいけど、被害が少なければいいなと思う。今日の福島県の新規感染者は過去最多2063人で累計9万人を超えた。20人に1人が感染した計算で、いよいよ職場の人の家族(同居ではない)が感染した話を聞くと、危険が迫っていることを感じる。
朝起きると山形県にかわって新潟県に大雨特別警報が出ていた。あまりニュースに触れる時間もなく、降り続く雨の中をカッパを着て通勤。大雨の中心は北陸に移っていったが、お昼のニュースでは最上川や荒川流域での被害状況が伝えられていた。福島県でも磐越西線の濁川橋梁が崩落したとのことで、喜多方の仕事をしてる最中だったので驚いた。只見線の復旧を10月に控えて再びの災難だ。午前中には震度4の地震があるし、土砂災害の危険度も上がるというもの。21.5度という最高気温も涼しくて良かったと言えないぐらい夜が寒い。
今夏の遠征登山は月山(1984m)。霧に包まれた羽黒口を6時に出発、前方に見えていた白装束の山伏体験の集団を佛生池で追い越し、約2時間で山頂へ。月山神社本宮で御祓いを受け、晴れた道を引き返し弥陀ヶ原を周回して11時に車に戻る。道中全てがお花畑といっていいほどで緩やかで素晴らしいコースだった。月の沢温泉北月山荘で汗を流した後、やきそばを食べに横手まで足を延ばした。先に横手城との共通券で訪ねた-10度のかまくら体験は寒すぎた。R107で本荘に出て、海沿いを酒田へ、月のホテルで一泊した。
今日は久しぶりにYと会う予定だったけどコロナ都合で金曜夜にキャンセルになったので朝からフリーだ。雷雨の中をチェックアウトして、さかた海鮮市場に移動。県民割でもらった地域クーポン2000円を投入して中トロウニ丼の豪華な朝食。お土産購入目的で立ち寄った庄内空港で遅れていた到着便の着陸を見届けた後、鶴岡を抜けて村上に向かう。三面川の河口が茶色く濁っていて先日の大雨の影響を感じるが、駅前の石田屋でハラコ丼など鮭づくしの豪華な昼食。新潟市を過ぎ三条市庭苑の郷保内まで大回りして帰宅、いつもの夕食。
今日から3日間は計画有休で、事実上6日土曜から夏季休暇に入っている。1週間以上もあれば快晴が期待できるような登山日和が1日ぐらいあるだろうと思っていたけど、ずっと雨予報が続いていて、特に前線が停滞している北東北の日本海側を中心に大雨になっている。連休初日から2時起きの月山登山はハードだったけど、ここしかないというタイミングだった。今日はそんな土日の後処理で、初走行高速道路が意外と多くてマッピングが終わらなかった。夜の高速道路は雨降ってるのかと思うぐらいバチバチと虫とぶつかっていて、夕方に洗車。
東京のHさんを訪ねた。庭職人の伝統衣装に興味があると連絡すると昨日の今日で会ってもらえることになった。約束の時間に間に合わせるため早朝4時に家を出た。まだ暗い時分で再び車に虫が当たるのでワイパーを動かしたがウォッシャー液が切れていて、途中のスタンドで補充してもらった。Hさんには衣装まで着させてもらって幅広く話をすることが出来てとても貴重で刺激的で幸せな時間だった。その後、国立天文台を見学。コロナの影響で入れる施設に制限があったけど、来たことに意味があったと思う。実家に寄ってその日のうちに帰宅。
新型コロナウイルスの新規陽性者数が全国で過去最多の25万人を超えた。都道府県別では20道県が過去最多で、東北6県全てが含まれているあたりに傾向が見て取れる。福島県は2554人で累計は間もなく11万人、職場で1人出てもおかしくない数字になっている。小倉の旦過市場が4月に続き再び大規模火災に見舞われたニュースは驚きだったが、日付変わって深夜の北海道で20分間隔で発生した震度5弱と5強の二連地震もやっぱり起きるものなんだと思った。陽性者の累計も延べ数だが、その割合がどうなってるのかも気になる。
夕方、スーパーに買い物に行こうと玄関を出ると明治の宅配ボックスに紙が挟んであった。8/11~15はお盆休みなので8/12分を配達したと書いてあった。ということは昨日配達されたと思われるが、終日部屋にいたので全然気づかなかった。今回のような場合は事前にスケジュール表が配られるのが通常だが、連絡無く8/5分も配達されてなくておかしいと思っていた。こっちが宅配ボックスを出し忘れてる時も何度かあったからお互い様かもだけど、保冷剤が入っているとはいえ真夏に丸一日外に置いてあったヨーグルトを信用しても大丈夫だろうか。
またもや昨日の今日で甲府まで行くことになった。先日失敗したので4時前に出て深夜割引の高速道路で向かう。佐久まで行って中部横断道を使う新ルートを開拓したが5時間かかった。あいにくの雨で午前中に解散、道の駅みとみで山菜そばを食べ、雁坂トンネルを抜けてR140旧道を進むと案内標識につられて三峯神社へ右折。山奥で全く想定してなかった駐車場手前3kmからの大渋滞、マニュアルには厳しい登り一本道で抜け出せない。後ろの車は追突されてるし、参拝するのにまた並んで、こんな気持ちになるはずじゃ無かったのに。
神社参拝を終えて太田薮塚ICにたどり着いたのが昨夜20時過ぎで、上河内SAでカツカレーを食べ、矢板北PAで仮眠して、郡山インターを0時半に降りて深夜料金にした。台風8号の影響か朝から風が強くて、起きたら鉢植えが倒れて土が散乱していた。普段そんなこと滅多にないのに、この休み期間中はなぜだか家を離れて戻ると倒れていて、さすがに4度目なので窓際からは遠ざけて部屋の掃除もした。先週からたまっていた初走行高速道路区間の整備も終えたのでようやく落ち着いてきた。台風8号は17時半頃に伊豆半島に上陸した。
影響なく遠ざかる台風8号、青空を残すでもなく、ここのところのスッキリしないぼんやりとした夏の1日になった。録りためたテレビを観るに飽き足らず、アマゾンプライムで「サリュート7」を観た。今ここでロシア映画を観ることに抵抗が無いわけではないが、関心高い宇宙もので実話を基にしたジャンルは大好物で素直に面白かった。「アポロ13」に近いストーリーだが、これははじめから修理ミッションとして宇宙に行く。外から見れば、火中の栗を拾って危ない目に遭う話で、結局何を守ったのかと思わなくもない。研究開発の先で世界が広がることを願う。
77年目の終戦記念日、12時に1分間の黙とうを捧げた。今年は6日も9日も外出していたので、改めて戦争に向き合う時間を作った。まず、昨日まで2夜連続前後編で放送されたNHKスペシャル、新・ドキュメント太平洋戦争「1942大日本帝国の分岐点」を観た。エゴドキュメントと呼ばれる個人の日記・手記など戦時下の多くの人たちの言葉から戦争を紐解くもの。アンネの日記を思い出させるが、記録って凄いなと思う。他にアマゾンプライムで映画「野火」ドキュメント「宇宙から見た第2次世界大戦」視聴。重い気分だが、日記は綴ろう。
横手の送り盆まつりを観てきた。お祭りを見に行くのは中学の時のふるさと宮まつり以来で、今まで旅の選択肢には無かったけど秋田出張中に見た竿燈の灯りが新たな道を照らした。横手には主に国道13号を通って夕方着いた。それにしても雨続きで、河原を中心に行われるこの祭りも川の増水で内容が一部変更された。そのせいか進行にちぐはぐなイベント感を覚えつつも、飢饉の死者を供養するため屋形船の形ではじまった伝統ある祭りに流れる想いが、コロナ禍にあって自然なものに感じられたし、場の雰囲気に力をもらうことができた。
夏休みを終えて今日から仕事復帰。有休を1日足してまで観に行ったお祭りだったけど最後までいることが出来ず、前沢SAでの「めかぶラーメン」休憩をはさんで、1時前までになんとか帰宅。本当は今日も休みたかったけど、連休直前になって外せない仕事が入ってしまい強制的に日常に戻ってきた。にもかかわらず、自分がいなくても良かったような違う結論になっていて、悔やんだところで後の祭り。それにしてもこの連休自体が旅だったかのように家にいる間も流動的に組み立て動いた。行動制限前に戻ろうとしたのでは無く、新たな道を進むために。
夏の甲子園、福島県代表の聖光学院が九州学院を破って意外にも初のベスト4進出。県勢としては準優勝した磐城以来51年ぶりとのこと。準決勝の相手は宮城の仙台育英で東北対決となってしまったが、104回大会にして未だ実現していない東北勢の優勝に向けて、決勝進出が確定しただけでも期待が高まっている。一方、昨日はじめて3000人を超えた県のコロナの新規陽性者は今日さらに3585人まで拡大して、地方中心に21道県で過去最多の発表となっている。率が低いといっても亡くなる方がいるわけで、早く鎮まって欲しい。
今年2度目、通算3度目の磐梯山登山に行ってきた。6月に安達太良山に登った時と同じ社内メンバー3人で、朝7時八方台をスタートした。5月に単独で登った時と全く同じルートで、時期は初回と同じで、自分にとっては新鮮味の無いものだったけど、山頂でカップラーメンを食べる初体験をした。正直、特別美味しいとは感じなかったけど、天気が良く穏やかな山頂でこんなにのんびりしたのは久しぶりだった。そもそも連休明けになって突然誘われて戸惑い、天気が良ければOKしたところ見事に晴れたのだった。先日登った月山まで見えていた。
夏の甲子園は仙台育英の優勝で幕を閉じた。14時からの決勝は仕事の都合もあって全く見れる状況でなく、のちにプッシュ通知で結果だけを知った。期待していた通り東北勢が初優勝を飾ったにも関わらず、それほどの喜びは湧いてこなかった。同じく初優勝をかけた下関国際のこと、準決勝で敗れた聖光学院のことも頭にあったからかもしれない。何より全国の高校生に賛辞を送った須江監督のメッセージが素晴らしかった。これで残る18県の初優勝イベントが残され、新たな白河の関が全て破られるまでにまた100年ほどかかるんだろう。
NHKニュース7の後、仙台に戻っていた仙台育英の監督と選手が生出演する30分番組が放送された。そのこと自体が東北勢初優勝への興味関心が高かったことを示しているけど、自分自身も昨日はそれほど感じなかった歓喜がこれを観て強くなった。白河の関は通らなかったものの、陸路(新幹線)で帰ってきてくれたのが嬉しかった。残念なのはコロナの死者数が1日最多の343人に上ったことだ。最も関心を寄せるべきはやっぱりこの数字だろうと思う。コンビニで売っていた冷凍リンゴのアップルシャーベットが懐かしくて思わず買って食べた。
2020年12月から1年半以上にわたって利用してきたヨーグルト配達を解約した。もともとひと冬だけのつもりだったし、いずれ転勤が決まれば強制終了するものだった。そのどちらでもなく今なのは、先日も書いた通り宅配に問題があって信用が揺らいだからだ。配達されなかった8/5分を含む請求書が先日届き、指摘してトラブルのも面倒くさいので黙って支払う代わりにもうやめようと決めた。だから理由も聞かれずに解約の電話があっさりと受付られたのは楽だった。とはいえ思い返せばそれ以上に牛乳やらなにやら試供品サービスしてもらってたなと思う。
昨日ベニマルで買い物した帰りに通りかかったらトライアルがオープンしてたので今日行ってみた。8月下旬オープンの貼り紙までは見て知っていたけど、まさかオープン日を知らないままオープンするとは思わなかった。メガセンターという東北初出店の業態で、食料品をはじめ衣料品やら家電やら幅広く置いてあり、大玉にあるプラント5と同じ印象を受けた。レジ機能付きカートは事前登録のプリペイド支払いなので使わず、セルフレジで会計したけど現金のみだったのが極端だなと思った。近所のブイチェーンは偶然か戦略か改装のため休業中。
金曜ロードショーで「耳をすませば」の放送があった。BDレコーダーを買って以来スタジオジブリ作品は録画保存してきたが、「耳をすませば」はまだ録ってなかったようだ。とはいえ見返すことなくコレクションしてるだけだけど、昔は野球部の杉村登場シーンをビデオテープで何度も観た記憶がある。作品とリンクしている主題歌の日本語「カントリーロード」も好きでよく聞いたけど、先日亡くなったオリビアニュートンジョンが歌う「Take Me Home Country Road」で始まるオープニングが今でもゾクッとする。PCの音楽コレクションから久々に聴いてみよう。
愛車の総走行距離が7万キロを超えていた。今年2月の車検から半年で6千キロ走ったことになる。例年通りではあるものの、コロナ禍で控えていたこの2年間に比べると倍以上のペースだ。特にこの夏休みはその過去にも増して走り過ぎたとは思っているけど、そんな時に限ってしろくろジョーカーの位置登録に不具合が出ている。6/2付けで修正に時間がかかる可能性があるとアプリ内で公式に発表されているが、その後もガチャやらイベントやらの追加ばかりで直す気が無いようだ。位置ゲーだからはじめた思い出のあるゲームだけど、もう終わりにした。
スマホが液晶漏れを起こしてしまい機種変更することにした。昨日不注意から水没させてしまい5秒もたたずに拾い上げたもののダメだった。直後は何ともなくて防水仕様だし大丈夫だと思っていたけど、紫色の点が画面右下中心に現れ出して、ペースは遅いが徐々に蝕んできている。以前落として割って修理に出した時の経験からまだ画面が見えるうちにと思って、必要なアプリは機種変更手続きを先に進めた。今までの機種変更はバッテリー劣化を理由とした約4年サイクルだったけど、今のスマホは3年分割支払い中の2年1か月、ひどいもんだ。
「アルテミス1」の打ち上げは延期されたが、有人潜水船が日本最深の小笠原海溝9801mに到達した。60年ぶりに日本人潜航記録を更新し、小笠原海溝も今まで考えられていたよりも深かったことが判明した。138億光年先の宇宙を観測し、38万キロ彼方の月に再び行こうという時代に、わずか10キロ先の海底のこともまだはっきり分からない。情報に溢れたこの世界でも、いくら検索したって出てこないことがたくさんあって、行って確かめることが最上の知だと教えてくれている。失敗続きで落ち込むこともあるけど、それは進むためにやってるんだ。
双葉町の特定復興再生拠点の避難指示が解除され、震災から11年半にして居住が可能となった。帰還困難区域はまだ残るものの、市町村を単位とすれば全ての自治体で暮らせるようになったことは大きな区切りだと思う。双葉町は震災直後にさいたま市に全町避難してきてのち加須市に移ったが、当時さいたま市に住んでいた自分にとっても役場が町自体が場所を移すという事態を飲み込むのに戸惑った記憶がある。それが今や福島に6年半もいて、お帰りなさいという思いで今日を迎えるとは思ってもみなかった。それでも復興はまだまだ先だ。
昨夜届いた新しいスマホを携帯しての初出勤。いつの間にか自宅も職場も5Gエリアになってたけど、自宅ではWi-Fiだし職場や外で高速大容量通信で知りたい情報なんてない。だけどドコモオンラインショップからだと事実上5Gしかなくて、使ってたXPERIAの後継機種を選んだ。バッテリー容量以外、使い方もほとんど変わらない。そんなスマホに届いたプッシュ通知で旧ソ連のゴルバチョフ氏が亡くなったことを知った。ゴルビーって言いたくなるぐらい良い印象を抱いてたが、ウクライナ侵攻を続ける今のプーチンロシアをどう見ていたのか知りたいところだ。