本日でサイト開設19周年となり、いよいよ20年目を迎えます。何度か立ち止まったことはありますが、環境が変わっても人生を通して貫いているものがあることは、故郷のように無意識に心の支えになっているような気がします。実際、自分が自分であることの次に、最も長い付き合いの場がここで、実家で暮らしていた18年を超えてしまっているから、Homeと言ってもいいのかもしれません。20周年で綴るようなことを書きましたが、この家を守るためにこれからも期待せずに続けていくものと思います。部屋を飾るように日記や写真などをアップしながら。
新型コロナウイルスの新規感染者は全国で9万人を超えた。東京単独で初の2万人超えで、福島でも500人台を飛ばして一気に605人と過去最多を更新した。だけど特に驚きは無く、帰りに寄ったスポーツ店が定休日だったことの方が期待してた分残念だった。せっかく溶けてきていたのに今朝はまた雪が積もって、自転車通勤も出来たと思うけど、不足分を補うように歩くことにして、帰りは電車で帰ってきた。質問への回答ないまま制度変更通達してきた会社にも不信感あるし、最終回のガッテン見てたのに、コタツ寝してしまって最後見れなかった。
新型コロナウイルスの新規感染者は全国で10万人を超えた。ただこの数字昨日あたりから「みなし陽性」を含んでいるという。あまりに感染者が急増し検査体制が逼迫していることから、医師の診察によって感染の有無を判断できるようになった。割合は少ないようだが、こうなると数字の意味が変わってきてしまうから、今までと同じようには語れなくなる。デジタルが全てではないことは感覚としてわかっていなきゃいけないけど、デジタルなデジタルなのか、アナログなデジタルなのかはとても大事な違いだと思う。国は統計を書き換えられるらしいですしね。
金曜日に北京オリンピックが開幕したが、全く何の競技も見ないまま今週もインドアな週末を過ごした。土曜日は部屋の掃除のあとで、久しぶりに髪を切った。今年の冬はのっけから寒くて、風呂場で裸になって髪を切るのが億劫だったから、マスクをかける度にもみあげがゴムヒモに乱される感じがうざったいぐらいには髪が伸びていた。少し穏やかになったかと思えばまた寒波がきて、札幌では大雪の影響で駅発着の全列車で終日運休になったとか。矛盾した希望だけど晴れた雪国が見たいとは思ってて、それが週末に当たらないまま立春を過ぎたか。
1Fのポストから新聞を引き抜いて、ビニルがかかったままの1面をぼんやり眺めながら階段を登り、従業員通用口の扉に手をかけた。ガッ!とドアノブから硬い反応が返ってくる。あれ?まだ誰も来てない?そんなわけないと思いながら、もう一回試すがやっぱり開かない。正面口に目をやると違う会社のロゴが張り付いていて、階を間違えたことに気づいた。鍵かかってて良かったと苦笑しながら、誰にも気づかれずに、さらに1階登って何事もない調子で出勤した。各階構造が同じだから、階段扉の階数表示を見落としたらそこはもうパラレルワールド。
1日中雪だったがほとんど積もらなかった。予報通りだと帰りに自転車に乗って帰れない可能性があったので、歩いて帰れるように準備もしていたが不要だった。南岸低気圧と寒気の影響で東京で雪の可能性があると全国トップニュースで報道するものだから、こっちでも身構えてしまうけど、降るといってなくても降るのが日常なのだから今更声の大きさに不安を覚えることはなかった。生まれる前に、生まれたらどうしようかなんて備えてた人はいなくて、降るとも知れずに生まれ落ちやがて溶けて水に還る雪のように、僕たちはもうここに降り積もってしまった。
新型コロナウイルスによる国内死者の累計が2万人を超えた。病気と捉えるか災害と捉えるかで同じ数字でもずいぶん印象が違う。だけど、どんな病気なら防げて、どんな災害なら逃げられるというのか。そこに"社会"の"個人"の責任と問うたところで不毛だ。もちろんそれぞれの立場で出来るレベルは違うから、お互い最善を尽くすべきだけど、やっぱり最後は死んでしまう。自然に生まれてすぐに捕食されたとしても、そこに善悪など無いように、死に幸も不幸も無くてただ時間だけがある。とはいえ時間以外の何かに殺されたかのようにみえるのは嫌だな。
冬の木幡山は最大でも足首が埋まるぐらいの積雪で、踏み跡もあったので冬山の装備が無くても難なく登ることができた。ネックウォーマーぐらいは追加していったけど、風も無く穏やかで手袋も要らなかった。昨年11月より2度目の登山に向かったのは、当時の写真がデータ破損により取り込めなかったからだ。スタート地の隠津島神社の静けさだけでも撮り戻せたらそれで良かったけど、足取りはさらに自然と山頂に向かっていった。とはいえ、1度通ったことが無ければ登山どころか、神社へ続く山道の積雪を見たら車を進めることもなかっただろう。
降っては溶けを繰り返して、気づけばまだ少し明るさの面影を残した空を見ながら帰れるようになった。春が近づいてきているのを感じるが、その先を思い描けずに今に縛りつけられていると、不安は和らぐが行動が制限されて無気力になるらしい。アパートの管理会社から2年毎の契約資料が届いていて、更新期限が3月1日になっているが、間に合わないのを分かっていながら連絡しないでいる。魅力に感じていたものが足かせかもしれないと疑い出したとき、そこから逃げるか踏みとどまって埋もれた景色を再発見するか。いずれにしても朝が必要だ。
今日までだったまん延防止等重点措置は2週間延長されている。新規感染者数はピークアウトしたと思われるが、ここにきて死者数が第5波を大きく超えてきている。最も防ぐべきはこれでは無かったのだろうか。繰り返される制限の受け止め方は毎回違うが、正直今回が一番緩く感じていたことが申し訳ない。だからといって無分別に出歩いていたわけじゃないが、これが冬じゃなかったらどうしていたか。北京五輪も無関心のうちに幕が閉じた。感動を他人に委ねる非日常ではなく、自分のゴールを目指せる日常を取り戻すために座して待つも戦い。
愛車7年目の車検を以前フェンダー交換でお世話になった整備工場に頼んできた。1日休む予定だったけど仕事が出来たので午後から出社、夕方には完了の連絡があった。エンジンオイルとエレメント交換は先に注文していて、ワイパーゴムの交換は事後報告だったが10万以内に収まってとても良心的だった。この2年で1万キロも走っていないのは事実だが、どこも故障してないとこをみると、前回オプションをあれこれつけて20万以上と見積もってきたどこぞのディーラーのあくどさが改めて思い出される。それにしても残業して結局フルタイムってなんなん。
2日連続の午前休で愛車を引き取ってきた。ディーラーを敬遠してまともにメンテナンスしてなかったので、走り出しからスムーズだったのは気のせいではないと思う。午後から出社で今日は定時まで、少し痛いぐらいの風雪に当たりながら帰ってきた。今年は寒波の影響で仕事も思うように進まないところがあるのは仕方ないが、人の業たるウクライナ情勢は止められないところまで来てしまったようだ。ウクライナ東部ドンバス地方の親ロシア派2地域をロシアが国家承認し、軍を派遣するという。ロシアと国境を接し領土問題を抱える日本も他人事ではない。
ロシアがウクライナに侵攻を開始した。それは国家承認したドンバス地方に駐留するなんて生易しいものではなく、ウクライナ全土に渡って軍施設を破壊、北はベラルーシ・南はクリミアからも一斉に進軍するという恐ろしい作戦だった。力による現状変更を認めないという言葉も虚しく、力には力しかないということを見せつけられる。経済制裁が怖くて引くのだったら始めから武力を使ってはいないだろうが、国際社会の打つ手はそれしかない。こんな国が国連のトップ5で拒否権を発動できる立場というのが、現在の国際秩序であることを恥ずかしく思う。
転勤があるなら昨日までに内示があるだろうと予想していたので、何事もなく週末を迎えて少々戸惑っている。まだ何も決まっていないし完全に個人的なものだが、落ち込みがちな気持ちも転勤が好転のきっかけになると期待していたから、このままなら本当に生活を考え直すこともあるかもしれない。せっかくの晴れも身動き取れない状況にもやっとしつつ、アパートの管理会社にまだ更新継続手続きできない旨連絡して、少し掃除して、e-ラーニングで6単位目を修了して、ウクライナ情勢を憂いながらも、またいつものインドアな週末を過ごしている。
暖かい週末で2日連続で10度を超えた。昼を過ぎると寒冷前線が通過し、にわか雨のちしばらく風が強かったが、窓から見えていた吹き溜まりの雪は溶けきったようだ。しかし世界は戦争に震えている。ロシアに対する経済制裁として資産凍結などを次々と発表してきた欧米は国際的な銀行システムSWIFTからロシアの金融機関を排除する決定をし、日本もこれに続いた。最大の国をきつく縛り上げるには連携が必要だ。値上がりが続く原油価格のさらなる上昇が見込まれるというが、これから春を迎えるし自然と省エネが進むだろう、忍んで戦おう。