台風16号の接近に伴い、荒れた天気だった。一時猛烈な勢力にまで発達し、直撃なら東日本台風級の災害になるかもと危惧していたが、徐々に東に反れて上陸は免れた。実際、暴風域がいわき沿岸をかすめていくぐらいの距離感だったが、大型で強い勢力を保っての通過で、離れていても風雨が強かった。そんな中で新しく入居することになる事務所をみてきた。実は来月から職場が移転することになってて、まだ何もなくて広々と感じるフロアに、晴天なら眺めが良さそうなロケーションを体感してきた。少し遠くなるが環境の変化がいい刺激になる。
何年ぶりかで仙台のT君と会ってキャッチボールをした。制限解除を待っていたわけでもなく、ほんの2日前に突然連絡が来て、今日の日中に来てもらえるならということでOKした。いろいろたまってるんだろうなと思いつつ、午後の2時間ほど投げていた。初心者に毛の生えた程度の自分だけど、それでも教えられることがあるのは自己肯定感もあって嬉しいもんだ。陽も暮れてきたところで、ステーキ宮で一緒に夕飯を食べた。外食もまともな肉も宮のたれも久しぶりで美味しかった。部屋に戻ってつい話し込んでしまったけど、遅くなる前に解散してすぐに寝た。
柳津町、昭和村、会津美里町の最高峰で1482mの博士山に登った。3時半に目が覚めてから、下道で移動中に夜が明けて、6時過ぎに道海泣き尾根コースで登りはじめた。2時間ほどで山頂に着いたが、木々に遮られて展望がなく休憩もそこそこに近洞寺コースで下山を開始。途中で犬を連れた7人ほどのパーティと会ったが、11時過ぎに戻った駐車場には朝と同じく自分の車1台しか無かった。かつてはこの博士山に鎮座していたとされる会津高田の伊佐須美神社に寄り、あやめの湯に入って帰宅。昨日今日で体を使い過ぎて疲れた。
今週の「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」(NHK BSプレミアム)はiPS細胞がテーマで山中伸弥先生が登場しての90分スペシャルだった。今一番好きなテレビ番組と言っていいと思うが、残念ながら毎週放送ではなく再放送回の"選"も多い。もう長いこと観てる気がしてたけど、放送開始からまだ1年、iPS細胞発見からはもう15年っていう時間感覚に驚いた。それよりも人間という自身の体のことながら毎回驚くような内容を教えてくれるのが番組の面白さ。時間を巻き戻して何にでもなれるなんて夢の技術が、どこまで行くのかもっと楽しみだ。
昨夜「コズミックフロント」を見ていたら関東に緊急地震速報の画面が出た。最近テレビは録画で見ることが多いし、自分のスマホが鳴っているわけじゃないので、リアルタイムであることを一瞬忘れていた。少しして揺れが福島にも届いたが番組は続いていたので、地上波のニュースに切り替えた。埼玉・東京で最大震度5強と判明して、経験的にはよくある揺れと思ってしまったが、それが首都東京で東日本大震災以来10年ぶりの強さということで、多少はざわざわした。一夜明けて、交通に不便さはあってもとりあえず大きな被害は無いようでよかった。
福島県の新型コロナウイルスの新規陽性者数は230日ぶりに0人を記録した。東京でも、地震の影響があったかもしれないけど、82人と今年最少となり全国的な減少傾向は続いている。人出の多さを危惧した9月のシルバーウィーク後、2週間以上経過しているが減り続けている。良い方にハズレたのはワクチン接種率の向上でフェーズが変わったものと歓迎したいが、宣言等が解除になってまだ10日あまりで油断は出来ない。ロード画面で固まったので放置していたeラーニングの続きを2週間以上ぶりに修了した。第6波が形を成す前に進め。
西ほど晴れる予報だったので、新潟県境に跨る浅草岳(1585m)に登ることにした。深夜から動き出して田子倉登山口を5時半に出発、9時には登頂できた。快晴で周囲の山々はぐるりと見渡せ、山頂付近は紅葉真っ盛りで、雲海に隠れていた田子倉湖が東眼下に姿を現し、北西には新潟市街地も遠望できた。六十里越登山口に下山するため鬼が面山を経由するアップダウンの縦走路を行き、南岳を12時に下った。登山口間をつなぐ最後の7kmロード1時間半がきつく、トータル9時間20km。深沢温泉むら湯で汗を流して帰宅。
雨の週末という予報は覆らなかった。今期はじめ就任間もない新所長と登山に行く約束をした。コロナの状況をみながら機会を伺っていて、制限が解除された今月、いわきのセンター長も加わって3人の都合がついたのが今週末だった。ところが土日とも雨という週間予報が変わらず木曜には延期・中止を決めた。社交辞令的に職場の人とプライベートを過ごすのは好きでは無いけど、紅葉期の登山機会が失われたのは単純に残念だった。そんなわけで先月から見ていた攻殻機動隊のSACシリーズを最後までみた。でも2045はプライムで観れない。
衆院選が公示された。総裁選の結果に関わらずここまでの流れは決まっていたこと、岸田新総理は解散時に「未来選択選挙」だと言ったが、いつだってそうだろと突っ込みながら、誰に未来を託すかすごく迷っている。福島県は5区全てが与野党の一騎打ちになっていて、幕府か新政府かぐらいの勢いで分断を迫られている。でもどちらも連立で一枚岩でないから小選挙区の1票がどの党への意思表示とみなされるのか不明票でもある気がする。そういう意味でも転勤族としても比例代表のもう1票の方が救いでもあるが、やっぱりすごく迷っている。
急に寒くなったので、部屋を冬仕様にしてこたつも出してしまった。コロナの第5波と重なったりして短くて薄い夏だった。その間進めてきた自分地プロジェクトの一般道北海道編は、いよいよ2002年9月10日の宗谷岬に到着した。その日は岬で車中泊して、よく晴れた翌朝にはサハリンまで見渡すことができた。あと3日分なので、年内には完成できるだろうが、旅の終わりが近づいてくる寂しさまで再現されるとは思わなかった。県内の新規感染者は日に0~3人で推移していて週に2桁もいない状況。寒さとともに増加した去年の二の舞は避けたいが。
金山町にある沼沢湖1周トレッキング(前山835mと惣山816mの縦走コース)に行ってきた。午後ほど晴れる予報だったので、遅めの10時半スタート。紅葉前線は1日に標高50m下るという指標を聞いたので、2週間前に見ごろだった浅草岳から計算して選んだのだが、まだ早かったようだ。展望が開けるのは前山山頂手前の露岩部だけで、惣山山頂からは冠雪した飯豊山がわずかに見える程度だった。10キロ4時間歩いたが陽が差すこともほとんど無く、選択ミスったなという思いも湧いていたが、宮下温泉ふるさと荘で汗とともに流した。
正直どうでもよいのだが、秋篠宮眞子様の結婚について。天皇は日本国民の総意に基づく日本国の象徴であるから、皇族の結婚は国民にとって他人事ではなく、相手方の小室家がどうも怪しいので疑念を晴らしてからでも遅くはないと諭していたわけだが、事実誤認であるとして解決しないまま両性の合意のみに基いて結婚を成立させ、儀式や一時金など祝意や税金の手は借りずに駆け落ち的に渡米予定、一般人となるが皇位継承問題に影響を与えかねず日本として心配事が増えたが、ふたりにしてみればそんなの関係ねぇってところか。
職場の引っ越し当日、昨日までに梱包作業を終えていて、朝から搬出作業がスタート。実際は業者さんの仕事ぶりを眺めているのがせいぜいで、合間をみて掃除などをする。時間差で昼休憩をとり、午後には新事務所に移動。こちらでも搬入作業待ちで、景色が良くなった外を眺めたりして過ごす。業者さんが仕事を終えてからが本番で、荷解きをはじめるが全然終わる気配なく残業に突入。当然レイアウトが変わっているので、単純に元に戻すというわけにもいかず、結局21時近くまで作業。軽く打ち上げた後、はじめての帰宅路で22時帰宅。
休日出勤して引っ越し作業の続きにとりかかる。大量に残っていた段ボールを開けて、使い勝手を考えながら新しい場所を決めておいていく。あっという間にお昼になり、出勤者全員でランチに出るという休日ならではの珍しい光景もコロナが落ち着いているからこそ。後半になると、持ってきたけど要らなかったもの、捨ててきたけどあれば良かったもの、もともと無くて新しく買い足したものなど、いろいろ出てくる。気づけばまた暗くなってしまったが、週明けから通常運転できる状態までなんとか整えることができた。もっと細かい整理もしたいけど、またあとで。
休みが1日だけの今週末は、衆院選もあってほぼ家。投票先を迷った挙句、与野党一騎打ちの小選挙区は野党側、比例代表は国民を選んだ。反自民に主眼をおきつつも、野党統一候補も積極的には支持できない思いを比例で表した。結果はどっちも敗北だったが、自民は絶対安定多数ジャストの261を獲得したが議席減、対抗馬の立民も議席減、維新が受け皿となって第3党に躍進、国民も若干増だったので、全国的にも微妙な気持ちが表れてる気がした。しかしコロナで議論が高まってると思いきや投票率の低さが一番衝撃。