日記 2021年9月
デジタル庁
2021.09.01 (火) vol.04685

ちょっと寝坊したので検温する余裕もなく家を出た。雨が降っていたのでカッパを着る時間も必要だった。熱っぽさも腕の痛みもひいたので大丈夫だろう。今日から早くも9月、夏休み明けの学校での感染拡大が心配されている。デルタ株の影響で10代以下を含む若い世代での感染が急増してるのが第5波の特徴だからだ。大人と子供では1年の重みが違うのは感覚的に理解できる。学びの機会の確保は大事だ。だけど常に勉強だし、誰にとっても今は今しかない。時間を無駄にしてきたのは大人の方だろう。本日デジタル庁が発足した。

後手キャンペーン
2021.09.03 (金) vol.04686

お昼休憩に事務所のテレビをつけると"菅総理総裁選不出馬の意向"とのニュースが流れていた。昨日までの報道とは真逆の展開に、政治空白を避けコロナ対策に専念するためという理由も虚しく響く。言動不一致からくる不信は、要請頼みの緊急事態宣言には致命的だった。就任直後には即行で自身の政策を進める実行力があったのに、最優先と謳い続けたコロナには後手で新たに効果的な策もなくこの結果。不遇だとは思うが、コロナ禍での総裁選を経て首相になった覚悟はあったはず。それが機敏な判断に繋がらなかったのが残念だ。

東京パラリンピック閉幕
2021.09.05 (日) vol.04687

秋雨前線の停滞で肌寒くぐずついた天気、山にも行かなかっただろうが引き続き外出自粛中。パラリンピックが閉幕して、ようやく東京オリパラが終わった。競技中継は一切見なかったし、パラは開閉会式も見なかった。コロナ禍・緊急事態宣言下で開催することへの否定の意思表示、どこの誰とも共有しないし影響もない個人的な抗議デモだった。多様性・共生の理念に共感はするが、だからこそ一方で医療を受けられずに自宅療養で亡くなる人がいる中で、アスリートが開催を感謝したとしてもそこにスポーツマンシップが輝くとは思えなかった。

9.11から20年
2021.09.11 (土) vol.04688

米同時多発テロから20年が経った。当時、大学2年生だった自分は夏休みのため実家に帰省していた。2階の自室にいるところに「大変なことになっている」と父親が1階のリビングから呼びに来たことは間違いなく覚えている。そこで見た高層ビルに飛行機が突っ込むテレビのニュースは人生で最も衝撃を受けた事件映像となっている。多くの命が奪われ沈黙するわけにもいかないが、報復によってまた多くの命が奪われたテロとの戦いとは何だったのか。タリバンは復権し負の連鎖は続く。世界はあまりに複雑だが、あきらめたら力が正義になってしまう。

今や廃道
2021.09.12 (日) vol.04689

一般道に着手している自分地プロジェクトは現在、2002年9月1日の北海道にいる。この日は札幌に進学した高校の同級生と一緒に渡島半島の日本海側を国道229号線に沿って南下して上ノ国まで行く。1996年に発生した豊浜トンネルの岩盤崩落事故の後、危険個所の整備が進んだため、当時走っていた海岸線のルートが廃道となり最新の地図からは消えていたりするので苦労している。19年の歳月を感じつつも、トンネル好き廃道好きの方たちの情熱的なサイト情報に助けられて、今や幻となったルートをつなぎながら走っている。

福岡県初上陸
2021.09.18 (土) vol.04690

台風14号の接近で雨の1日だった。一時はスーパー台風級の猛烈な勢力となったが東シナ海で数日停滞しているうちに弱まった。日本海を北東に進む予想がどんどん南にずれ、ようやく動き出したかと思えば、福岡県福津市、愛媛県松山市、和歌山有田市付近と東へ3回上陸して、東海沖で温帯低気圧に変わった。観測史上初めて福岡県に上陸したことからも迷コースだったことが分かる。おかげで福島県には大きな影響は無かった。いずれにせよ外出自粛継続中だが、県独自の非常事態宣言が21日に解除されるのは明るいニュースだ。

動かざること山の如し
2021.09.19 (日) vol.04691

快晴の空に安達太良山がくっきりと見え、吸い込んだ空気は高原のような清々しい匂いがした。絶好の登山日和だが、あと少し外出自粛を続けよう。3連休の中日で台風一過の秋晴れとくれば出かけたくもなるが、高速道路渋滞の報は全く共感出来なかった。国民の半数が2度のワクチン接種を終えている現状から、順を追って行動制限を解除していくのは当然の流れだとは思うが、今はまだ緊急事態宣言下である。全く何度同じことを繰り返すのだろうか、今・自分ではなく未来・社会のために行動しなければ、動かざる山がまた遠くなるだけだ。

退くも勇気
2021.09.20 (月) vol.04692

eラーニングで4講座目を受講しはじめたのに、間もなく画面がロード中のまま動かなくなった。よくある質問に回答があったのでその通りやったが直らない。ブラウザを再起動、PCを再起動、ブラウザを変えてみても直らない。やる気を無くしていつもの自分地プロジェクトに打ち込んでいた。それにしても北アルプスで発生した落石事故は地震が原因と思われ防ぎようもなく怖いと思った。緊急事態宣言地域から登山行ってるのかよという突っ込みはともかく、その場においてはヘリでの救助要請は不要不急ではなかったはずだ。命を守る行動には勇気が要る。

ワクチン接種2回目
2021.09.21 (火) vol.04693

午後から半日有休を取ってワクチン接種2回目を打ってきた。1回目は早く行き過ぎて狭いプレハブ内で待つことになったので、仕事あがりに買物、昼食、洗濯とのんびりしていたら時間ギリギリになった。自転車で会場へ向かい予約時間ちょうどで到着、10人ぐらいの列の最後尾についたが「14時の方いますか~」との呼びかけで先に入ることができた。チクリともせず違和感だけであっさり打ち終わって帰宅。病人でもないのに、その後は横になって1時間おきに検温しながら副反応に備えたが、接種部位の痛み以外には特に何も出ないまま夜になった。

副反応
2021.09.22 (水) vol.04694

熱が37度を超えてきたのは夜明け前だった。お昼には38度を超えて、最高38.8度までになり、頭痛が加わってきた頃が一番苦しかった。夜には37度台に下がってきたが、今日はずっと寝込んでいた。こうなることは予想していたので、最初から有休を取っていて仕事上は安心だったけど、薬は用意していなかったので辛い時間が長かったかもしれない。ただ何もしてないと苦痛を意識するだけなので、プライムビデオで「攻殻機動隊 S.A.C」を断続的に観て凌いでいた。隣で野球部が午前中から練習してたけど、休みだったっけ、今日の記憶は曖昧だ。

秋分の日
2021.09.23 (木) vol.04695

秋分の日で休み。昼近くまで体温は37度を下回らなかったが、朝には軽くなっていたので平日だったら出社していたと思うけど、やっぱり寝ていた。"だるい"ってどの感覚のことを言うんだろうって昔から思っていて、これが"だるい"ですって共通理解していない気がしているので、あまり使わない言葉だけど午前中はだるかったのだろう。郡山市・福島市に出ていた蔓延防止等重点措置は今日を最後に先行解除される。今週末の解放に向けて期待感が高まるが、ブレイクスルー感染の可能性や第6波を警戒しつつ、段階的に活動を広げていきたい。

二ツ石山
2021.09.26 (日) vol.04696

不要不急の外出自粛要請が解除され、2か月ぶりの登山に出かけた。昨日3か月ぶりに給油をして長距離移動にも備えたけど、期待するほど天気良くないのでリハビリ的に市内の二ツ石山(743m)を選んだ。昼過ぎで他に登山客がいないのはコロナ禍にはもってこいだが、登山口へ続く林道が荒れてるようで手前の道端に路駐して歩きはじめる。メインコースこそ歩けるが、道標が先に出てきた屏風岩コースは草に覆われて不明瞭、山頂とその手前の展望所も荒れて視界不良だった。山名の由来となったふたつ石が見られたのが救いだった。

二ツ石
岸田自民党
2021.09.29 (木) vol.04697

自民党総裁選挙は決選投票の末に岸田さんが勝利した。事実上の次期首相を決める選挙で関心の高さを感じつつも、国民は首相を直接選べないことを改めて見せつけられてるようでもあった。ただ投票権があったとしても、河野さん、高市さんへの期待もありつつ、野田さんの参戦もあって、すごく迷っただろうなとは思う。いずれにせよもうすぐ衆院選だ。緊急事態宣言等は今月末での全国一斉解除が昨日決定されて政権与党には追い風だろうが、ここまでの結果とこれからの期待を天秤にかけて岸田自民党を選ぶかどうか判断することになる。