トランプ大統領が新型コロナウイルスの検査で陽性だったことが分かった。感染者・死者数ともにアメリカが一番多く、全世界での死者も100万人を超えた今、感染のニュースそれ自体に驚きはないけど、大統領選挙を控えたこのタイミングで、一番気を付けなきゃならん世界のトップでもかかるってことが、この災厄が脅威でもあり日常でもあるような気がした。福島県では先月24日と昨日、1日最多の10人の陽性が判明していて、明らかに増えている状況。昨日からGO TOトラベルに東京が追加されたが、自分は自分の範囲で行動するのみ。
語呂合わせで登山の日らしい本日、高山では紅葉も見られていい季節だけど、今日登った笠ヶ森山(郡山・須賀川境、1013m)の色づきはまだ先だ。先週登った高旗山の隣で大きな人工物がよく見えていたのがこの山で、山頂にテレビ反射板が2機設置されていた。くもりの割には猪苗代湖と磐梯山もよく見えていた。だけどショックだったのは車の助手席のドアが開かなくなってたこと。荷物を取るために開けようと思ったら、2ヵ月前に左側面をぶつけた時の影響でボディとドアが接触するのだった。無理やり開けられなくもないがベコンと音がして傷つく。
台風14号が列島に迫った今週末、一時三宅島と御蔵島に大雨特別警報が出たが幸い人的被害は無かったようだ。紅葉の盛りと期待するほど、週末は晴れてくれない。そんなインドアな休日中、買って3か月もしないスマホを落として壊してしまった。先月末に1度落としてひびが入り、2度目の今日はそれを境に左上が真っ暗になった。画面の左半分はタッチ反応もないから、事実上使い物にならない。不注意が招いたことだと分かってるけど、どうしてこんなに嫌なこと続くんだろう。車にもスマホにも期待するような繋がりは何もないし傷つくばかりだ。
日曜夜にオンライン修理受付サービスから手続きをして、壊れたスマホの返送用キットが今日届いた。なんてことは無い宛名が印字された箱と緩衝材入りの封筒である。ここに初期化したスマホを入れて送るのだが、今や操作不能のため電源落とすのが精いっぱいだ。最初は左上だけだった画面の欠損がインクが漏れるかのように徐々に蝕まれて全面が闇に落ちてしまっている。中身は生きているのでPC接続で全く動かせないわけじゃないが、そこまでするほどのものは何も入ってない、思えばただの端末だ。とりあえず旧スマホがメインに戻るだけ。
今日も雨で晴れない週末が続くが、明日は晴れ間が期待できそうだ。やっと紅葉登山が出来ると準備をはじめた矢先にETCカードが無いことに気づいた。食料を買いにいったスーパーで、支払いのためにクレジットカードを取り出した際、同じカードポケットに入っているはずのETCカードだけが無くなっていた。スマホを修理に出してるのでおサイフケータイに代わってクレジット払いが増えているが、昨日使った時には気づかなかった。ETCを使ったのは8月の飯豊登山の時が最後で以後使われた形跡はない、車載器にも無いのは確認した。職場かも。
ETC無しでも移動はできるけど最近あまりにも不運が連続するので、"来るな"っていう啓示なのかと、腹痛で駆け込んだトイレの中で思った。昨夜そんなことがあって登山気分は醒めたまま眠りに就いたが、日が差し込む朝に目覚めると紅葉を見たい気持ちも起こった。そもそも高速を使わない安達太良山なら受け入れてくれる気がして準備をはじめたが、窓を開けたら目の前に見えるはずの山体は雨上がりの雲の中で急速に萎えてしまった。ふて寝して起きた昼には曇っていたが夕方にはクリアになった稜線に気持ちとともに今日の陽は沈んでいった。
愛用しているダコタの時計が止まっていた。定期的にくるバッテリー切れだと思うが、こうまで重なってくると全部元に戻すまで一度時間を止めて欲しい。スマホの方は修理の見積もり連絡がきたのでその額で修理依頼をした。本体価格の半分以上を払うのは馬鹿みたいだけど、買ったばかりの新機種だから他に仕方がない。普段ほとんど電話かけないのに、修理に出してる今の方が問い合わせでよっぽど多く使っているのは皮肉なもんだ。ETCカードは落としたかもしれないスーパーやドラッグストアにあたってみたけど無くて、再発行してもらおうと思う。
時計の電池交換をその場でやってもらえたのははじめてだった。今までは預けて1週間とかかかっていたと思うので助かった。ETCカードの再発行も事の重大さに比べるとわずか電話一本1100円で依頼できたので簡単だった。スマホも修理から今日戻ってきたので再設定をしてだいたい元に戻すことができた。電子マネーの残高を取り戻すには少々手続きが必要なのでまだ戻らないが無くなったわけじゃない。二度と画面を割らないようにはじめて手帳型ケースを買ってみたけど、これだとスマホ本体のデザインを選んだ意味がなくて少しかっこ悪いな。
ようやく文句なしの秋晴れが週末に回ってきた。もはや紅葉には遅いが石筵登山口から和尚山経由で安達太良山に登った。少し遅めの9時スタートでマイナールートを選択したせいか山頂に至るまでの約4時間誰一人として出会わなかった。それでも賑わう3度目の山頂はスルーして、霧氷がみられる稜線に冬を感じながら船明神山へ。沼の平の別世界感は何度見ても飽きないが日暮れが迫るので駆け降りるように下山。銚子ヶ滝へ寄り道したこともあって車に着いた頃にはすっかり暗くなってしまった。帰り道、山の端に現れた満月が美しかった。