二本松市と川俣町にまたがる口太山に登った。登山口には夏無沼というこれまた珍しい名前の農業用溜池がある。夏でも涼しいのが由来のようであるが、今年は冬でも温かく山頂にようやく踏めるぐらいの雪がある程度だった。さて、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため不要不急の外出を控えるべきことは承知しておりますが、登山口までマイカーで行き、山中でも誰一人ともすれ違わず帰って参りました。いや、帰路に道の駅(外部トイレ)とコンビニに寄りました、すいません。それとばったり綺麗なヤマドリにも会いましたが車中でした。
マスク着用勤務もあっという間に2週間が過ぎた。来年も郡山勤務が決まり、草野球チームは退会。ほとんどの学校は臨時休校となり、日常は一層重たい雰囲気に。10~30代の若者世代がキャリアになって感染を拡大させてる可能性があると政府の専門家会議が指摘しているが、あれだけ注目を集めたクルーズ船の乗客が陰性下船後に次々発症している。今日になって秋田で確認された東北2例目の感染者も60代乗客だった。明らかに世代は関係なく、一体どれだけ潜伏しているのか、不安が対立を生んでいる、全く厄介なウイルスだ。
車検のためディーラーに行き、不動産屋で入居の継続手続きをした。わずかな外出時間に貴重な自前の在庫マスクを使い、そのまま部屋の掃除をしていた。夕方スッキリしたところに車検の見積り連絡があり、直したばかりの部品周りを含むオプションの話から始まって21万6千円と言われ唖然とした。今朝担当者に車を預ける際「この1年でエアコン・エンジン壊れたからよく見て」とは言ったが「エンジンはどこが壊れたのか」と聞き返されて内心ブチ切れ。お前らが傷つけて正月から散々だったのにもう忘れたか。もうどうでもよくなって必要最低限にした。
いわき市で県内初の新型コロナウイルス感染者が確認されたことが昨夜発表された。今更驚きは無いが、またクルーズ船の乗客(70代)だった。内側に挟んだティッシュを入替えて昨日のマスクでディーラーに行く。着いてすぐ「すいませんでした」と言われたが、正直もう関わりたくなくて、余計なことは話さず8万8千円払ってさっさと出てきた。この機に整備した方がいいと思う内容すら省いたのは冷静さを欠いた面もあるが、高額はたいて買った新車だけに我慢してきた様々な違和感が一気に噴出した。このまま乗り続けるのは不安で、楽しさを感じない。
震災から9年、地震発生時刻に合わせて職場でも黙とうを捧げた。タイミングは昨年同様テレビ中継でとるが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止になった国の追悼式ではなく、首相官邸での献花式の映像が流れた。出場校まで決まっていた選抜高校野球にも中止の判断が今日下された。無観客試合を行っている大相撲中継からは取り組みの音の迫力に気づかされたが、春の地方大会のような静かな甲子園も観てみたかった。しかして諸行無常である。社会は自然と共に流れていく価値感だが、自然は社会の一員ではなく存在である。
WHOは新型コロナウイルスの感染拡大について「パンデミック」との認識を示した。既に世界100カ国以上、感染者10万人以上、死者4000人以上を出す惨事になっていて、今更感が強い。感染がじわり広がっている日本にとっても、事態が急に変わるわけではないが、単なる国内問題ではなく地球規模での対策が必要になってくる。そんな中で東京オリンピックの採火式がギリシャで行われたのは違和感しかなかった。聖火が疫病を振り払ってくれるならわかるけど、振り撒く側にしか働かない。セレモニーでしかないことを今する必要はないだろう。
先月末の土曜出勤の振替を名目に休暇をとった。静岡のGさんと休みを合わせてキャッチボールするのが目的だ。新幹線移動の予定を、新型コロナを警戒してマイカーに変更し、新東名の海老名南から伊勢原間を初走行して向かった。ランチをいただいた人気の鮨屋も、枝垂れ桜が数輪咲いていた夕方の三嶋大社もいつもより人は少ないようだ。帰りは箱根を通って小田原厚木道路から高速に乗り、那須SAで那須鶏山菜うどんを食べて帰宅。思い出の静岡をあまりうろちょろしたくなかったけど、グラウンドで野球するのはやっぱ楽しかった。
車検証が簡易書留で送られてきた。「連絡無しに直接送っていい」と言ったのは確かだが、今は確認したいことがある。エンジンオイルの交換時期が近付いたことを知らせるウォーニングランプが昨日点灯したのだが、こっちは先週預けた時にオイル交換はされてる認識だった。というのも「今回オイル交換は無料ですが、フィルター交換はどうしますか?」と聞かれていたからだ。その時は「車検に必要最低限の見積り」を要望してその通りお願いしたのだが、まさか無料でやると言ったオイル交換まで外しているとは。人馬一体?馬が合わな過ぎてもう無理。
会社の同期で唯一の女性であるFさんが今月で退職することになった。残りの4人で話して、現在の勤務地の特産品を送ることになった。「赤べこ」にしようと思って、発祥の地柳津の道の駅に行って買ってきた。もうひとつは「ままどおる」にしようと思ったが賞味期限が22日と言われてその場では買わずに帰って来た。移動中に聞いていたカーラジオで福島県2例目となる新型コロナウイルス感染者が昨日郡山市内で確認されたことを知った。郡山女子大の教授で今月はキャンパス閉鎖、卒業式は中止になるという。また少し感染リスクが高まった。
マスク着用から4週間目にしてとうとう在庫が切れた。残り数枚は花粉症の人優先で、自分は昨日からつけていない。個人的にはあと4枚持っているが、これは本当に必要な時のために取っておく。それにしても驚いたのが今朝、準社員Oさんのお母さんが亡くなったという一報だった。最近転倒して骨折したのは知っていたが一昨日退院したばかりだった。ご冥福をお祈りいたします。夕方K課長が来て、お酒が豊富そうな「べこ小屋」という初めて行くお店で送別会。自分と同時期に東北仙台に来たが、来月から地元に戻られる。やっぱお客さん少ない。
春分の日3連休の最後の最後で事件は起きた。退職されるFさんへのはなむけを改めて買いに行った土曜を除き、外出自粛のためひたすらGISに打ち込んでいた週末。家計簿など様々な資料を読み解きながら乗り鉄履歴の再現がほぼ終わり、山手線の内回り・外回りが他の路線と絡み合う様が面白くてデータ化しているうちに夜になった。夕飯を取りながら「麒麟がくる」などを見て、つけっぱだったPCに戻るとブルースクリーンだった。正確にはWindows10の自己修復モードで、優しい見た目とは裏腹にどの手段も一切受け付けてくれなかった。
オリンピックの1年程度の延期が決まり、今日Jヴィレッジからスタートするはずだった聖火リレーも無くなった。日本に到着した聖火は「復興の火」と名を変えて宮城・岩手・福島の順で予定通り展示され行列を生み出した。感染拡大防止の観点から続く聖火リレーはトーチをやめてランタンを車に乗せて走るとか意味不明のことを言い出していたので、オリンピックの延期は悲観よりも歓迎すべき判断だった。コロナ禍とのダブルショックとなっている個人的なPC問題は、9年ぶり3回目のNECダイレクト利用でデスクトップのタワー本体だけを買うことにした。
納品のため白河市に行ってきた。アメダスによると白河は昨日14cmの積雪を観測している。感染者が急増し始めた東京を含めてある意味恵みの雪となった週末、郡山でも今季一番かもと思いながら2日間家にいた。それでも道路上に雪はなく、九州から直送されてきたトラックの積み荷をおろす歩道側がわずかに白いだけだ。バケツリレーの要領で数百の段ボールを運び終わりお昼、所長に連れられ白河ラーメンを食べにいったが、こんな時でも人気店には人が溢れていて別の店にした。悔しいのは志村けんさんがコロナ肺炎で亡くなったことだ。
年度末を迎えたが、珍しく異動者は誰もいない。歓送迎会を行う必要がないのは楽でいいし、いたとしてもコロナの影響でいつものような飲み会はできない。そんなわけで余ることになった交際費で宅配寿司を頼んで、所内打ち上げが催された。要返却の大皿を大人数でつつくのではなく、使い捨て容器の1人前を人数分頼んだ。1月にやったO君の入社歓迎会の手法を踏襲している。その時は寿司とピザを持ち帰りで買ってきて、帰りたい人は持って帰れるお寿司の方が好評を得たのだった。マンネリ化は避けたいが、厄災によるそれは歓迎しない。