日記 2019年1月
三角定義
2019.01.02 (水) vol.04311

宮城県仙台市郊外にある定義山西方寺に初詣に行って来た。つい昨日まで全く知らない場所だったが、たまたま宮城に帰省していたH君と一緒に行くことになった。なんでも厚揚げが有名なんだとか。行って見ると珍しい六角形の本堂や五重塔がそびえ想像以上に立派なお寺だった。参道にあるお目当ての豆腐店には初詣客の行列が出来ていたが、待ち時間は短い。三角形に切った厚く大きな厚揚げにかぶりつくと、シンプルに美味しかった。仙台市内の混雑は初詣だけじゃなくて「仙台初売り」という伝統行事のせいだったことを後で知った。

西方寺大本堂
西方寺五重塔
イプシロン計画
2019.01.04 (金) vol.04312

今日、特別に予定はないけど、会社が設定した有休取得奨励日のため潔く休みをもらった。正月休み9連休は社会人になってから最長ではないだろうか。そのくせ親不孝にも帰省していないのは、すぐまた休みを取って旅に出て、お土産を持って帰る予定だからだ。いつもと違うのは、ようやく取れた連休が真冬になったこと。恒例の車中泊ドライブや遠征登山はさすがにしんどい季節。しかし、イプシロンロケットの打ち上げ予定と重なり、目標は決まった。自由度は下がるが、経済力を解放して計画を立てるしかない。そんな正月を過ごしている。

イプシロン計画 5 倉敷
2019.01.12 (土) vol.04313

深夜2時前に出発して磐越、北陸、舞鶴若狭道と日本海側を行く。路肩に雪はあるものの降雪積雪は無く、順調に進んで13時に赤穂ICで降りた。ランチは牡蠣が入ったお好み焼き「日生カキオコ」。岡山ブルーラインと国道2号線を通って倉敷へ。重伝建の美観地区は、中心にある倉敷館が今年夏まで改修中だったものの古い町並みが密集して残っているのが良かった。瀬戸大橋の見える鷲羽山で夕暮れ、コンビナートの工場夜景が美しい水島展望台で三脚撮影を試した。ハローズで適当にご飯を買ってチサンイン倉敷水島に宿泊。

倉敷美観地区
下津井瀬戸大橋
水島コンビナート
イプシロン計画 4 しまなみ海道
2019.01.13 (日) vol.04314

霜が降りた朝、暖気をして7時過ぎに出発。福山駅で西日本しか走っていない新幹線の撮り鉄、下りが20分ほど遅れていたことが幸いしてうまく撮れた。尾道では千光寺まで坂の街を往復して、45分並んで「尾道ラーメン」を食べた。向島の展望台は豪雨災害のため通行止めで、しまなみ迷走が始まる。先に大三島まで行って「鯛めし」を食べ、大山祇神社を参拝。生口島、因島と1つずつ戻ってから、伯方島、大島と渡り亀老山で夕日を見る。今治に上陸してタオルを買い、伊予の三湯「本谷温泉」に入る。スーパーホテル八幡浜に宿泊。

ひかりレールスター
ハローキティ新幹線
福山城
大山祇神社
大浜埼灯台
大浜埼灯台記念館
多々羅大橋
来島海峡の夕景
イプシロン計画 3 八幡浜~武雄
2019.01.14 (月) vol.04315

5:50八幡浜発臼杵行のフェリーに乗船。日の出を迎えると、海霧も出た。本日は快晴、予定を明日と入替えて阿蘇山へ向かったのだが、火山ガス濃度が高く全面規制中のため火口へは登れなかった。がっくり麓に下りて「あか牛丼」でランチ。和水町の金栗四三生家記念館は大河効果で賑わっていた。長崎道などで一気に佐世保へ移動し、石岳展望台などから九十九島の夕日と佐世保の夜景を見る。市街地に下りて「佐世保バーガー」を食べ、武雄へ。閉館ギリギリで話題の市立図書館を見学し、セントラルホテル武雄温泉駅前に宿泊。

沖無垢島と朝日
阿蘇山
金栗四三生家記念館
九十九島 展海峰
九十九島の夕景
佐世保の夜景
イプシロン計画 2 武雄~南阿蘇
2019.01.15 (火) vol.04316

武雄温泉元湯での朝風呂でスタートした曇天の今日は、昨日予定を逆に辿る。2つの重伝建の街歩き。朝倉市の秋月は3連休明けなどで休みが多く、地元のおばちゃんがお勧めを教えてくれた。日田市の豆田の町並みはメインの草野本家が長期修理中などで静かな街歩きとなったが、「日田やきそば」大盛で満腹に。卒業旅行時は積雪であきらめたやまなみハイウェイに雪はなく拍子抜け。長湯温泉ラムネ温泉館は湯温32度と寒かったが、炭酸が多く溶け込んだ不思議体験。改めて阿蘇に入って四季の森に宿泊。打ち上げ延期を知る。

武雄温泉楼門
秋月城 長屋門
豆田の町並み
九重山
イプシロン計画 2' 南阿蘇~枕崎
2019.01.16 (水) vol.04317

雲が多くて阿蘇での朝日をあきらめたため、岡城到着も早すぎて開城前。先に進むことにして観た原尻の滝、沈堕の滝ともにまだ一部しか陽が当たらず、空回りの様相。国道326号で延岡に出て、東九州道で日向へ。晴れ渡る日向岬、大御神社、クルスの海、細島灯台などを見て回って、再び東九州道で宮崎へ。今度は宮崎牛のランチタイムに間に合いそうもなく、シーガイアと宮崎空港の見学に振り替え。明日に備えての霧島温泉休憩プランは消滅したため、一気に枕崎へ。「カツオのたたき定食」を食べて、枕崎観光ホテル岩戸に宿泊。

原尻の滝
沈堕の滝
大御神社
神座
昇り龍
クルスの海
細島灯台
シーガイア
宮崎空港
イプシロン計画 1 開聞岳
2019.01.17 (木) vol.04318

当初の打ち上げ予定日、替わりに曇天の開聞岳に登る。7時前から約2時間半で無事登頂したが、途中カメラを落として液晶モニタを壊したことが悔やまれる。山頂で受信した口永良部島の噴火速報メールにも驚いたが、屋久島すら見えない状況。海からの西風が強く寒いため、早々に下山した。レジャーセンター開聞に入浴後、道の駅山川港で海鮮丼でお腹いっぱい。JR最南端の駅西大山と早くも菜の花の咲く池田湖に立ち寄り、鹿児島の城山展望所で桜島と夜景を撮った。明日が早いので、宿は取らずに道の駅垂水で温泉と車中泊。

開聞岳
菜の花の池田湖畔
JX喜入石油基地
鹿児島の夜景
イプシロン計画 0 リフトオフ
2019.01.18 (金) vol.04319

イプシロン4号機の打ち上げ当日。唯一発射地点が見える見学場所「IHIスペースポート内之浦」に行くためのバスツアーに参加して、未明から移動開始。カメラを三脚にセットして待つこと4時間、70秒前からカウントダウンが始まる。緊張の瞬間は9時50分、炎が噴き出ると同時に連写。あとから衝撃がやってきて、双眼鏡に目を移してロケットが見えなくなる140秒ぐらいまで追いかけた。すると急に感動が襲ってきて思わず涙が出てきた。車に戻った後、17:55志布志発のフェリーに乗るまで、雄川の滝などを見て回った。食事は船内ビュッフェで。

イプシロン4号機
雄川の滝
イプシロン計画 +1 大阪
2019.01.19 (土) vol.04320

新造船「さんふらわあ さつま」に揺られること14時間、日の出を迎えたあと、7:50大阪港に到着した。大阪城で天守閣内を見学していると実家からメールが届く。前もって20日に帰ると言っていたのに、明日日中は不在だと今日になって言う・・・仕方なく今日中に帰ることにした。昼過ぎに第二京阪門真から高速に乗って、草津PAで1時間ほど仮眠して、新名神伊勢湾岸東海環状から中央道へ。駒ヶ岳SAで「わさびソースカツ丼」を食べて、先を急ぐ。実家でお土産を渡して、日付を跨ぎ、13日に出来たばかりの郡山中央ICで下りて帰宅。

日の出大阪湾にて
大阪府咲洲庁舎
大阪城
大阪府庁
大阪ビジネスパーク
イプシロン計画まとめ
2019.01.21 (月) vol.04321

今日まで休みで、旅のまとめをしている。車中泊ベースのフリーなドライブ旅行と違って、素泊まりながら宿泊予約をした点で今までとは大きく異なる旅だった。おかげで体は楽だったが、宿泊費が0から大幅に増えたし、エリア内移動にも高速を使ったり、フェリーも2度使用するなど交通費もかなり増えている。天候などで予定変更もあったが、20万ぐらいかと予想していた旅費は、7泊8日走行距離3685kmで約17万(交通10、宿泊3、食費2)だった。出費は少ない方がいいけど、季節や目的によって旅のスタイルを選ぶのもフリーでいきたい。