西会津町のとあるスノーシェッドを見に来た。本当は良くないけど、仕事の都合で仕方なく見に来た。せっかくなので福島県には無いモンベルを目指して新潟市まで足を延ばした。登山用にタイツを追加で1つ買った。地域限定のTシャツも欲しかったけど、トキの絵にNIIGATAと文字の入ったデザインで、無関係過ぎたのでやめた。新潟からは北に向かい国道113号で山形県に入った。雲の隙間からわずかに見えた飯豊山北側の残雪の様子が圧倒的だった。このルート上で小国町に初到達、山形県の市町村到達率もこれで100%を達成した。
未明、目が覚めた時には前半終了間際だった。自分がたまにやる手法で、目覚ましをかけずに寝て、起きるかどうかは運任せ。想いがあって体調も許せば自然と起きるだろうし、そうじゃなければそれまでの話。そもそも郡山で観測史上最高の36度を記録した昨日、帰宅後に見たニュースで試合日時の勘違いに気付いたぐらいボーっとしていた。3日と午前3時とは知っていたが、それを3日の夜、つまり4日午前3時と思っていた。だから1日前倒しで、ベルギー戦を後半から観ていた。夢うつつの劇的な展開だったが、初のベスト8目前で惜敗した。
毎年恒例の創業記念行事、今年は10年単位の記念年にあたり、全員が九州に集うという。最初に聞いた時は半信半疑だったが、東京から専用列車を走らせる本気っぷり。まずは東北新幹線で東京へ。降車時に財布を落とすハプニングがあったものの、社内の人に拾ってもらって助かった。東京での乗換え時間で駅弁を買って、いったん外に出ると皇居から馬車がやって来るところを見られた。まさかのグリーン車で約5時間、夕方に九州に着いて前泊のホテルにチェックイン。雨がひどいので夕飯は近くの宮崎地鶏のお店と、とんこつラーメンを食べた。
記念行事当日、折からの雨で交通機関はマヒ状態。皮肉にも当日入りの予定だった近隣事務所は来られなくなった。さらに、エリアメール頻発でついには近隣河川流域に避難指示(緊急)が発令される事態。それでもイベントは始まってしまう。いろんな人に会えたのが何よりも楽しかったけど、こんな時に避難所を占有することに疑問がないわけでは無かった。終了後、とうとう大雨特別警報が発令された。川横のホテルに戻れるか不安だったが、朝よりは引いているようだったので、予定通りに鉄なべ餃子を食べに行き、0時近くまで2次会に参加した。
山陽新幹線は少なくとも15時頃まで運休・・・中国~近畿にかけて大雨特別警報が発令されている現状では当然の対応だが、今日帰る予定の人は帰れなくなった。最終的に会社が延泊分を追加負担することになるわけだが、昨日から混乱してるっていうのに対応・決断が遅かった。自分は当然遊ぶつもりで、鹿児島に宿をとっていたが、乗る予定の列車は運休で全て組み立て直し。博多を少し回って、はじめての九州新幹線「さくら」で鹿児島中央へ。早速土砂降りでホテル待機。夕方になって少し街を歩いて、黒豚とんかつ食べて終了。
山陽新幹線は始発から通常ダイヤに戻ったものの、九州新幹線は熊本以南で大雨のため始発から運休。休憩用に開放された「つばめ」車内で待つこと2時間。動き出したと思ったら川内で再び1時間の停車。お昼前にようやく博多に着いて、それでも予定よりかなり早く東京に向けて出発。川という川が増水しており、特に広島、岡山あたりの状況がひどく一部徐行運転もした。東京からは先行するE7系「あさま」で大宮まで初乗車、「やまびこ」に乗換えて帰宅。連絡ばかりで落ち着かなかったけど、とにかく生還出来たことを良しと思わねば。
6時、宇都宮駅でチームメイトのふたりを乗せて日光方面へ。下半身を鍛えたいという登山初心者のHに経験者のJさんと自分がついて、登山と秘湯に浸かりに行く野球チームからのスピンオフ企画。初回の今回は、勝手知ったる鬼怒沼と奥鬼怒温泉郷を案内することにした。夫婦渕から歩き始めて、今夜泊まる山小屋「日光澤温泉」で少し荷物を降ろして、鬼怒沼へ。夏に来るのは初めてで、緑の湿原にワタスゲがよく映えていた。宿に戻って温泉に浸かり、岩魚の塩焼きほか豪華な夕飯。夜は星空が美しく、星座早見表が欲しかった。
朝露に濡れる山奥の涼しい朝。朝食をいただいて宿を出た。せっかくなので同じ奥鬼怒温泉郷の八丁の湯でも滝見の温泉に浸かる。夫婦渕に戻り、山王峠を通って奥日光へ。途中、川俣の間欠泉を見たかったが、出る時間が分からないので見残した。光徳牧場でアイスを食べて、中禅寺金谷ホテルへ。再び日帰り温泉と百年ライスカレーのランチ。いろは坂を下って日光市街、金谷ベーカリー等でお土産を買い宇都宮へ。駅前駐車場に止めて、駅ビルパセオ内の宇都宮餃子館で餃子を食べて別れた。次の合宿地に少し寄って下道で帰った。