桧枝岐村御池からシャトルバスで沼山峠に向かう。歩き始めからところどころ残雪があり、木道も凍結していて何度も滑る。大江湿原に出てビジターセンターで情報収集。尾瀬沼越しの燧ヶ岳に満足しつつ、残雪のため通行止めの南岸に替えて北岸を沼尻まで進む。やはり尾瀬ヶ原は見ておきたくて見晴まで来ると、至仏山が美しい。竜宮から回り込んで東電小屋に着いたのは12時。沼山峠に戻る考えは捨てて、三条ノ滝を観に行く。ものすごい水量に2度目ながら興奮する。燧裏林道を通って御池に戻るルートは人もまばら。上田代からは平ヶ岳も見えた。10時間歩いて、御池田代の水芭蕉群生が最後の驚き。
仙台で開催のウォーキングイベント、ジャパンウォークに参加してきた。会社が大会に協力している関係で社内を通じて申し込み、職場の人を乗せて車移動。個人的に申し込んだ母親とはスタート直前に合流、4キロを一緒に歩いた。オリンピックパラリンピック公認プログラムということで、荻原次晴さん三宅宏美さん三宅克己さんなどゲストアスリートの方々も豪華でした。職場の人とは別れて母親と二人で松島観光へ。橋を渡って福浦島から島々を眺めたり、さかな市場で焼ガキを食べたり、国宝瑞巌寺で豪華な襖絵を観たりした。帰路、帰還困難区域で猪を見かけたのに無反応だった母親を郡山駅まで送って解散。
自然首都を標榜する町で1週間仕事をしてきた。Yショップを除き町内にコンビニはなく、その他チェーン店の類も車で1時間走ってもほとんど無いと思われる。鉄道は通っているが6年前の新潟・福島豪雨で橋が崩れ、以来復旧することなく一部不通区間を代行バスが繋いでいる状況。この不便な町にも高校はあり、ここの生徒がすれ違いざま挨拶をしてくれる、小学生ではなく高校生がだ。こんな町は他に知らない。宿は民宿なのでトイレ・お風呂・冷蔵庫は共同だったが、Wi-Fi完備のひとり部屋で、朝晩のご飯がとても美味しい綺麗な宿だった。厳しい自然と隣合わせだからこそ、人は声かけあって育つのだと思う。