郡山市として88年ぶりとなる新駅「郡山富田駅」がJR磐越西線に開業した。1年前に異動してきた当時はここに駅が出来るなんて全く知らなかったが、徒歩20分圏内の最寄り駅となる。駐車場無し、運行本数は1時間に1本程度、簡易Suica改札機があるだけの無人駅。新路線の開業を伴った12年前のつくばでの体験とは期待度が違い過ぎるが、開業記念に郡山駅までの1区間を往復乗車してみた。行きは今回のダイヤ改正で開始された2両編成のワンマンカーで、先頭車両しかドアが開かずホーム上をゾロゾロと移動。帰りはフルーティアふくしま連結の快速6両編成だった。一応、快速停車駅でもある。
自転車を駐輪場に滑りこませるのと同時に電車がホームに入ってきた。あぁ、やっぱりダメだ・・・。昨日使いたかった青春18きっぷが一昨日のうちに届かなかった時点で、なんかもうどうでもいい感じだった。起きてみれば強雨だし、駅まで行くのさえ億劫な朝。かと言って使わないのは本当に無駄遣いだし、そんな逡巡で家を出るのが遅くなり、カッパ差で電車に行かれてしまった。予定にはもうどうやっても追いつかない。となれば計画を組み替えるだけのこと。郡山、黒磯、宇都宮、小山、友部、水戸、いわき、小野新町、郡山で乗り換えて郡山富田に戻ってきた。観光はしてない、ただ本を読んでいただけの2017年春。
磐梯吾妻スカイラインの雪の回廊を走りに行ってきた。今月8日に冬期通行止めが解除され、最大4mの雪の壁が出来ているらしい。こういうのは立山とか八甲田とかの話で、こんな近くで味わえるなんて思ってもいなかった。開通から既に1週間が過ぎて、そこまでの高さは感じなかったものの新たな体験が出来て良かった。浄土平に駐車して、天文台を少し覗いてから、登山靴に履き替えて吾妻小富士に登った。山頂は階段を上がって直ぐだが、お鉢巡りするかは少し躊躇した。進んでみると残雪は火口内に限られていて足元には無かったが、怖いぐらいの強風。ダウンのポケットに入ったレシートが飛ばされてしまった。
2週連続雪の回廊へ。今週の舞台は蔵王エコーライン。一昨日冬期通行止めが解除されたばかりで雪の高さは最大で9mというホットスポットだ。本宮から白石までは東北道を使い、国道4号に接続してすぐ県道12号に沿って進む。遠刈田温泉を過ぎればエコーラインの始まり。先週編み出したスマホをドライブレコーダーのようにして動画を撮る手法を試しながら、有料の蔵王ハイラインで刈田岳まで一気に上がった。山上は強風でとにかく寒く、12年ぶりに見る御釜は凍結していて低く垂れこめた雲の下で白く濁っていた。山形側に下りて、国道13号で米沢、国道121号で喜多方に出て会津を通って帰ってきた。
昨年末以来、約半年ぶりに野球練習に参加してきた。GW帰省にかこつけたのだけど、実家は中間地点で東京まではその倍の距離。最初のキャッチボールでもう既に疲れちゃったけど、郡山のソウルドリンク「酪王カフェオレ」を差し入れに持っていったぐらいは、ついでの話にしてもいいだろう。野球の帰りに実家へ。6月に仙台でジャパンウォークに参加する話をしたら、母親が行くって言い出した。仕事絡みなので遠慮して欲しかったけど、親孝行のひとつだと思って受け入れることにした。往路で圏央道の常磐東北間を走ってみたかったけど、カフェオレと保冷バックと保冷剤を買ってたら時間無くなったので、今回は見送った。