金沢峠に登るとカルデラ湖である雄国沼が眼下によく見えた。外輪山の向こうに磐梯山もひょっこりと顔を出している。2ヵ月前、雨の中をトレッキングして辿り着いた時は、期待のニッコウキスゲ群落も霧の中で、全体を見渡すなんてとても出来なかった。今日は晴れを選んで車でやって来た。ピーク時にマイカー規制されるのも納得の狭い峠道で、道端に繁茂した草が車体にバチバチ当たるのを避けようもなかった。湿原に下りて木道を歩いてみると、季節はリンドウに変わっていた。峠からの下り道、「森の巨人たち100選」の看板を目にして杓子ヶ入メグスリノキに立ち寄る。夕暮れ迫る裏磐梯に回り込んで帰ってきた。
神奈川県某所で1泊2日の野球合宿だった。残念ながら雨のため今日は座学で、練習は昨日の午後だけだったけど、関西に転勤したメンバーも集まったし、人狼ゲームも盛り上がったし、楽しい2日間だった。だけど、経費精算の場面で自分の交通費を巡って意見が分かれたのは気まずかった。今回は車3台に分乗移動ってことで、自分はそのうちの1台として都内でメンバー3人を乗せて移動した。個人的には自宅から都内までは自己負担で全然良かったんだけど、車を出してるから全額経費ってことになり、それに納得いかないメンバーもいたわけ。それが分乗を指示した幹事本人だったから余計に話こじれたの。
裏磐梯の五色沼湖沼群をトレッキング。まずは、りょうちんさんに謝らねばならない。以前「五色沼でボートに乗った」記憶があると言うので、「五色沼にそんな広い沼ないでしょ」って、来たこともないのにイメージで答えたことがあった。駐車場に着いて一発目の毘沙門沼にいくつもボートが浮かんでいた。俗っぽい。続いて、そんなに赤くない赤沼。みどろ沼ではダイバーが潜って調査か何かをやっていた。竜沼はよく分からない。弁天沼は遠くに西吾妻を望める開放感がよい。瑠璃沼は隠れるようにひっそりとあり、水面を覗ききれない。青沼は色が素晴らしく、池に浸った葉先が白く変色しているのが印象的。柳沼は鏡面だ。