日記 2011年9月
防災の日
2011.09.01 (木) vol.02809

東日本大震災後、初めて迎える防災の日。関東大震災の悲劇が風化しないようにという想いが、今なら分かる。でもなぜか、津波防災の日は稲村の火にちなんで11月5日になった。犠牲者・被害者のあまりの多さに配慮したとのことだが、逆ではないか。経験者は3.11を忘れないだろうけど、その先はどうなる。古い資料や地層から過去にも同じような大津波が何度か押し寄せたことが分かっている。今回の津波は江戸時代の奥州街道・陸前浜街道の手前で止まっていたことが確かめられている。その尊い経験と知恵を現代人は忘れてしまっていた。今度は我々が先人となって後世に伝えなければならない。

燃え尽きた反宇宙
2011.09.02 (金) vol.02810

「燃え尽きた反宇宙」(広瀬立成、ナツメ社)を読んだ。相対論的量子力学において現れる負のエネルギー状態の解が反粒子である。現在、物質を構成する最小単位とされるクォークとレプトンにはそれぞれ反粒子も存在することが確認されている。これらによって構成される反宇宙はなぜないのか?それは宇宙の相転移によってCP対称性の破れが生じ、わずかながら反粒子の量が少なくなるから、とされている。難しいけど面白い。さて、9月分の電力使用量の検針がありました。今月は31日間で125kWh。1日あたり約4.03kWh。前年比29.4%の削減を達成!ただし前月比で5%増加しています。

台風とスポーツ
2011.09.03 (土) vol.02811

とうとう四国に上陸した台風12号。金曜日に関東直撃の進路予想は、徐々に西へとズレてきた。移動速度が遅いため、大雨が降り続き1000mmを超える所も出ている。こっちでも水曜あたりから急に強く降ったり晴れたりと極端な天気で、湿度が高く蒸し暑い。昨夜、サッカーW杯アジア3次予選の初戦、北朝鮮戦を観ながら、会場の埼スタとは5キロほどしか離れてないのに試合中の天候との違いを感じていた。大詰めを迎えている世陸はボルトが200mで優勝。大邱も台風の強風域内にかかっているが、影響はないようだ。済南でロンドン五輪アジア最終予選中のなでしこジャパンは韓国を破り2連勝中。

set
2011.09.04日 (日) vol.02812

世陸最終日は男子マラソンから。途中から見たけど、日本人トップの7位で入賞した堀端選手ばかり映っていて、全体像がなかなか把握できなかった。日本人2位の10位でゴールした中本選手に続き、日本人3位の18位に市民ランナーから代表になった埼玉県職員の川内選手が入って、団体で銀メダル。「あなたにもわかる相対性理論」(茂木健一郎、PHP研究所)を読んだ。論の解説というより焦点はアインシュタインの生き方で、それがかっこいい。東浦和図書館で1本5CD借りる。最終競技の男子4×100mリレーでようやく世界新が出た。ボルトがアンカーを務めたジャマイカが37"04で金メダル。

台風明け
2011.09.05 (月) vol.02813

激しい雨音で目が覚めた。慌ててユッカ君を室内に避難させる未明。もう大丈夫だろうと思って数日ぶりにベランダに戻した矢先のことであった。台風12号は日本海に抜けて温帯低気圧に変わったが、紀伊半島を中心に死者30人以上・行方不明者50人以上という想像以上の被害が明らかになりつつある。基礎だけを残して倒壊した建物などは津波被害をそのまま見ているようだった。ロンドン五輪アジア最終予選中のなでしこジャパンはオーストラリアに勝って3連勝。試合は日中だったので見れなかったけど、これで五輪に王手をかけた。自然災害を何度も何度も乗り越えてきたから今の強い日本がある。

ドロー
2011.09.06 (火) vol.02814

県南東の草加・八潮・三郷・吉川を周ってきた。普段の水位は知らないけど、中川や江戸川は明らかに増水している。河川敷にあるはずのグラウンドは水没して、サッカーゴールの上のバーがかろうじて確認できた。見晴のいい川沿いからは東京スカイツリーが異様なほどの存在感で立っているのがはっきりと見える。久しぶりに見たTX、八潮駅近くで建築看板を見ていたら警察に声をかけられた。所属を伝えると「OKOK」と言って立去って行った。さて、日付またぎでW杯アジア3次予選。ウズベキスタン戦は1-1のドロー。中継カメラの画質が悪いのは仕方ないとして、見ていて気持ちいい試合ではなかった。

日本人の命
2011.09.07 (水) vol.02815

気持ちよく晴れた朝。台風前後の蒸した夏の空気から乾いた秋の空気に入れ替わって、自転車も颯爽と走っていく。ブレーキ鳴きには油の湿潤が必要だろうか。直し方を知らずにいる。震災から半年を迎えようとする今、早くも新米を口にした。関東一の早場米、千葉県産の「ふさおとめ」だ。原発事故の影響で今年のお米は正直ダメだと思っていた。作付時期が事故後だったので、水田の管理が徹底された結果だろう。作付出来なかった所も出来た所も、不安の中を過ごされた農家の方々の勇気無しでは僕たちは生きられない。お米は日本人の命だから。このありがたみを噛みしめながら、いただきます。

残業と夕食
2011.09.08 (木) vol.02816

大宮公園連絡橋でばったり、見慣れた後ろ姿はりょうちんさんだった。今日から埼玉でも秋季大会が開幕。観戦に来るらしいことは聞いていたけど、遇うとは思わなかった。出勤時間の遅さがバレてしまったけど、最近は残業続き。今日は安くなった惣菜のおつとめ品で済ます夕食。ここのところ、火を使って料理してない。今更食べるラー油とか、桃屋のビン入りおかずを試したり。その代わりサラダはちょっと豪華。同じくおつとめ品になってたパリパリサラダを買ってみた。サラダ用の揚げめんが入っている。その甘みと付属のドレッシングはちょっと合わない気がした。なでしこジャパンはドローながらロンドン五輪出場を決めた。

電力制限令の解除
2011.09.09 (金) vol.02817

職場を出て、外気の蒸し暑さにがっかりした。夏は好きだけど、少し秋を垣間見てからのぶり返しはちょいときつい。電力制限令は今日で解除になったけど、冬に向けて引き続き節電が重要なテーマになる。社内の節電への取り組みとして、金曜日の残業は19時30分までに制限されている。それから今年は連休制度を10月までに取得するように通達が出ている。そんなわけで、真夏の休暇繁忙期を避けて、俺は10月初頭からを予定していた。それが業務上の都合でちょっとズレることになって、今日ようやく10月7日からに決まった。体育の日3連休を含んだ10連休計画は変わらず、予定通り四国を目指す。

遠回りな買い物
2011.09.10 (土) vol.02818

「豚のPちゃんと32人の小学生」(黒田泰史、ミネルヴァ書房)を読んだ。映画「ブタがいた教室」の原案本だ。この映画のラストに違和感があって、本当のところどうだったのか本を読んで確かめたかった。結果は同じだった。クライマックスの議論は本来のテーマとは異なると感じたものの、それ自体は生死を分けるだけあって心が揺さぶられた。それを小学生の自主性に任せながらも、大人の都合が出てくることを残念に思った。黒田先生自身もどうすれば良かったか今でも分からないと言っている。返却に行く途中で閉館時間になってしまった。出発前に分かっていたような気もする。ずいぶん遠回りな買い物をした。

10年と半年と
2011.09.11 (日) vol.02819

米同時多発テロから10年、そして東日本大震災から半年を迎えた。ひっかかったので宮原図書館で2本2CDを借りた。vangelisの「炎のランナー」を聞きながら、重い腰をあげてみる。まず旧PCの処分をメーカーに依頼。パソコンリサイクル法施行前の品だから廃棄費用が7000円かかる。そしてデータ処分をしてたら本当に壊れて起動しなくなった。続いてmidiソフトを購入。これで過去の作曲データが新PCでも編集出来る。昨日初めて買ったワックスで洗車&コート。ただ日が暮れちゃって、前半分だけ。食べるラー油の残りを使って豚肉とキャベツのパスタで夕食。ここいまのバージョンアップはまださわっただけ。

マルクールの爆発
2011.09.12 (月) vol.02820

夜、フランスのマルクール地区にある原子力関連施設で爆発があったとのニュースが流れた。放射能漏れはないとのことだが、真偽はまだ分からない。GoogleMapで確認しようとしたら、地図ははっきりしないし、航空写真もモザイクがかかっていてよく分からない。タイミング的にいろいろ考えてしまうが、平和ではないことは確かである。発足したばかりの野田内閣から鉢呂経産大臣が失言の責任をとって辞任、後任に枝野前官房長官が就任した。言葉のあげ足とりで復興を停滞させるのはもう止めて欲しい。"放射能をつける"の真偽は分からないけど、「死のまち」を思わせる現状をどう蘇生させて行くかが大事だ。

秋の基準
2011.09.13 (火) vol.02821

川口・蕨・鳩ヶ谷をぐるっと周ってきた。暑さがぶり返してきて34度予想のさいたま。直射日光で車や体はまだまだ灼けてくるけど、それでも真夏ほどの厳しさはない。仕事が終わって職場から出てみれば、日暮れの早くなった夜に冷やされて、外気のほうが涼しいぐらいだ。東へと帰る自分の正面に、昨日十五夜を迎えたばかりの月がやさしく、でも強く輝いている。中秋の名月と言うのだから、暦の上では秋も半ば。そんなズレを補正しようと新二十四節気をつくる動きがあるそうだ。どこかに基準を置けばどこかは枠外にはみ出る。北海道産の新じゃがを使った秋冬限定の「ア・ラ・ポテト」が今年も店頭に並んでいた。

怖いものみたさ
2011.09.14 (水) vol.02822

「林家三平の実話怪談」(林家三平、竹書房)を読んだ。小さい頃は人一倍怖がりだったくせに、いつの間にか好きになってる。PCリサイクル用のエコゆうパック伝票が届いた。パソコンをビニール袋か段ボールに入れて伝票を貼り、郵便局に持ち込むか引き取りに来てもらうことになる。その前に、ユーザの責任でハードディスクのデータ消去をするよう書いてある。日曜日、それをするつもりでいじっていたら、完了前にPC自体が起動しなくなったので困っている。こうなったら物理的に破壊するしかないけど、ガイドラインによると危険なので専門業者への依頼を推奨している。時間のある時にでも分解してみようかな。

空から日本をみてみよう
2011.09.15 (木) vol.02823

テレビ東京の「空から日本をみてみよう」が最終回を迎えた。そんなことも知らずに帰宅した21時前、「今日はもう終わっちゃったなぁ」と思ってテレビをつけると、2時間スペシャルをやっていた。今日の放送は京浜急行の旅。京急には高校2年の時に防衛大を見学するために乗ったのが最初で、いまのところそれが最後だと思う。俺は横国の見学が目的でついていった。当時としては大冒険で、携帯もないからコンパクト時刻表を持ち歩いていた。帰りに横浜中華街でシルクパンツ、横浜駅でベイスターズサブレをクラスメイトへのお土産に買ったことを覚えてる。以来、三浦半島には行っていない。今でも遠い気がする。

ぶつかる
2011.09.16 (金) vol.02824

ルール同士がぶつかる。金曜の残業は19時30分までだけど、締切仕事が終わらないんじゃ仕方ない。そうならないように日々調整してきたつもりだったけど、見通しが甘かった。それでもタイムリミットの21時前にどうにか終わった。なぜかいつもなんとかなってしまう。そこから軽い打ち上げみたいなのをした。俺は缶コーヒーを飲みながら柿の種をポリポリ食べる。越えても越えてもこの先もずっと山は連なっているんだけど、とりあえず明日から3連休。22時過ぎに帰宅。ブラウザを立ち上げるとスケジュールが内部HPにメモしてある。最近は実行を伴わずに可能性で終わっている。ぶつかった振動に揺られて、気持ち悪い。

ハードディスクを破壊する
2011.09.17 (土) vol.02825

メモリ増設以来何年ぶりかで、旧PCのカバーを開ける。CPUの空冷ファンも含めて埃まみれの内部。これじゃパフォーマンスも落ちるわ。ハードディスクはDVDドライブの裏側に収まっていた。配線を外して引きずり出し、金属のプロテクターの隙間にドライバーを差し込んでこじ開けていくと、二層の盤面が見えてきた。そこをガリガリと傷つけ、円盤は回転できないほど変形し、磁気ヘッドも折れた。手傷を負い、なんか切ない。旧PCは新PCの段ボールに入るが、CRTディスプレイが入る段ボールはない。買っておいた45Lのビニール袋では小さく、90Lを買い直して2重に包んだ。夕方、残った後ろ半分の洗車&コート。

アース
2011.09.18 (日) vol.02826

旧PC集荷までの間、GyaO!で映画「アース」を観た。ホオジロザメが全身を海上に跳びあがらせて捕食する映像は圧巻。ツルが越冬のため乱気流に巻き込まれながらもヒマラヤを越えていくシーンになぜか一番鳥肌が立った。そして旧PCは引き取られていった。そして大宮東図書館に行く。今、読書って気分じゃないらしく、書架をぐるぐるぐるぐる回った。録画しておいた映画「トリック 霊能力者バトルロイヤル」を観た。餃子像が破壊されるシーンに笑った。世界初となるISSからの生中継をNHKが放送した。宇宙から見たオーロラ、流星、スプライトなど貴重な映像の数々。大気のバリアで守られた地球に感激。

無明
2011.09.19 (月) vol.02827

何億光年も彼方の銀河の姿を捉えることが出来るのに、宇宙から夜の地球の動画を撮れるようになったのが最近だとは意外だった。野生生物がヒトの存在に気付いたとしても、人間がカメラで自分の映像を撮影していることは理解できない。同じように人類には計り知れない何かがこの世界にはあるはずだ。科学の進歩がそれを解明していったとしても、どこかに認識の限界が訪れて、結局、無という神に還るしか手がないように思える。でも、今があって夢がある。「ほこ×たて」が次回からゴールデンに進出して1時間番組になる。ホントの矛盾対決なら面白いんだけど・・・。室戸が世界ジオパークに認定された。

越流
2011.09.20 (火) vol.02828

台風15号が接近し名古屋で水害になっている。こちらも昨夜からぐっと気温が下がって、雨降りの肌寒い朝を迎えた。長袖にしようかと迷いつつ、最高気温が28度予想だったので半袖で出たものの結局20度にも届かず大ハズレ。それでも職場は熱がこもってやや暑く、半袖でちょうど良かった。再来月、職場の人同士の結婚式がある。もらった招待状の返事はまだ出していない。今後もあるだろう社内結婚の式に全部出るか全部出ないかを決定づける判断になると思って迷っていたからだ。そこに、"ある情報筋からの話"として助言をもらったので気が楽になった。台風12号が作った堰き止め湖の決壊も近い。

台風15号
2011.09.21 (水) vol.02829

お城納豆で朝食。小雨の中をカッパ自転車で出勤する。午後、台風15号は非常に強い勢力のまま浜松に上陸、関東に迫ってきた。15時で早期帰宅指示。大宮公園では木の枝が落ち、芝川も増水、少しよろめきながらも無事帰宅。風雨は激しくなり、隣のアパートとの間にあるトタンがバタバタと大きな音をたてて不安を増大させる。首都圏の交通網が次々とストップする中、台風は埼玉県内を通過。17、18時台が風雨のピークで、19時を過ぎてからピタッと収まった。落ち着いたところで夕飯を食べる。福島県から海へ出て行った台風の後で、緊急地震速報が出てビクっとする。茨城県北部で震度5弱。

台風一過
2011.09.22 (木) vol.02830

台風一過の秋晴れ。大和田公園通りを駆け下りながら、久しぶりに遠く秩父の山並みが正面に見えた。下りきると芝川を渡る。水位はいつもより多いぐらいで落ち着いていた。その隣に普段は乾いた砂地でサッカーの練習などに使われている窪地がある。そこに濁った水が貯まっていて、調整池の役目もあることを知った。大宮第二公園に入ると倒木があり、咲き始めていた彼岸花は線香花火のように軸だけを残して消え去っていた。大宮公園内はパンクを心配するぐらいの枝葉の吹き散らかし。晴天は長くは続かず、午後から再び雨になった。寒いぐらいの秋の空気の中、明日から再びの三連休、どう過ごすか。

光のソニックブーム
2011.09.23 (金) vol.02831

ニュートリノが光速を超えて移動するという衝撃の観測結果が発表された。過去3年間で約1万5000回も測定したので誤差ではないという。ニュートリノは光より約0.0025%速いそうだ。これが事実ならばアインシュタインの相対性理論に矛盾が生じる。それってどういうことなのか、いろいろ考えてみたけど、難し過ぎて自分の理解を超えている。何かの間違いじゃないかと思いながら、光のソニックブームを受けてなんだか落ち着かない。今日はろくにご飯も食べずにずっとプログラミングしてて、試行錯誤の繰り返しだったから、頭が疲れてしまった。そんな頭上に人工衛星UARSが落下してこないことを祈っている。

過去は見えても不可逆
2011.09.24 (土) vol.02832

ここにいます通信の新版がようやく形になった。GoogleMapsAPIをベースにしているので、旧版のversion2から現行版のversion3上で動くように少しずついじってきた。でも、どこかで本腰を入れないと完成しない。3連休を使うのはもったいない気もしたけど、新しく何かを得ようとするには何かを犠牲にしなければならない。それがお金や時間との引き換えであれば分かりやすいけれど、捨てられないと思っていたものを捨てる時がくるかもしれない。30代を目前にそんなことが頭をよぎる。必ずしも変わる必要はないけど、残念ながら今のままの自分を想像してきたわけではない。そしてまたひとり水辺に行きたくなった。

ここいま実地テスト
2011.09.25 (日) vol.02833

ここいま新版の実地テストとして、日の出を撮りに九十九里浜までドライブしてきた。深夜、真っ暗な海岸でひとり星空を見上げる。気付けば月もあがってきて、流れ星も3度流れた。やがて夜が明けて、日が昇ってきた。水平線上の雲は晴れなかったけど、それが刻々と変化する様はいつも飽きない。上総一宮、玉前神社は社殿の修理中だった。千葉県内最後に残っていた未到達地、睦沢町を経由して茂原に出て朝マック。国道409を西進して、笠森観音に寄る。日本唯一という四方懸造りのお堂が建つ。市原から市川まで館山道・京葉道路で移動し、外環下で県内に戻る。テストは成功ってことで。

二十七夜
白子海岸の朝日
笠森観音
星のツケ
2011.09.26 (月) vol.02834

暑さ寒さも彼岸まで。台風15号で吹き飛ばされたと思っていた彼岸花が咲き並んだ大宮第二公園。この辺りまで自転車を漕いでくれば、肌寒い朝に半袖でも体は温まってくる。昨日の疲れがとれないまま熱のこもった職場内で眠気に襲われた。土曜日日中のプログラミングから実地テストまでぶっ通しで動いたせいだ。海辺で仮眠をとるつもりだったのに、夜空の撮影に夢中になってそのまま朝を迎えてしまった。夜通し海風を受けて体力を奪われ、早めに帰宅したものの、なぜかよく眠れない。左目の下が時折ピクピクと痙攣する。目薬をさしたり、ガムを噛んだり、なんとか居眠りだけは避けた。と、思っている。

納豆にわさび
2011.09.27 (火) vol.02835

朝食にあづま食品の黒豆小粒納豆を食べる。昨日、通常2個パックのところ「プラス1個増量」とのことで買ってみた。薬味にからしではなくわさびが入っている。そもそもからしを入れない人もいるけど、俺は入れる。薬味に匂いを抑える役目があることについては、食後にすぐハミガキするのでほとんど意識してなくて、単純に味の好みとして入れる。だから、からしが入ってないものは基本的に買わない。ただし醤油ダレ以外の特殊なタレで最初から入ってない場合を除く。今回そこまで確認しなかったので、わさびだったことに驚きつつ、でも一口食べて気に入ってしまった。醤油に埋没せずわさびが程よくツンツンくる。

あけび
2011.09.28 (水) vol.02836

N君に同行してもらって坂戸市・鶴ヶ島市で仕事。お昼は洋麺屋五右衛門でパスタ。「秋のおすすめハーフ&ハーフ」を注文。2つの味が楽しめるのでちょっと得した気分。これにスープとドリンク、パンバーとサラダバーがついて1340円なり。普段のおにぎり1個に比べたら豪華すぎる。やがて果物の話になり、ふたりとも食べたことない「あけび」の謎について想像し始める。どこで売ってるのか、加工品もないし、あの繭のような果肉の味はいったい?仕事帰りにマルエツに寄ったら、5秒で、あるじゃん!まさかの遭遇に買い物中笑いが止まらなくて、のど元をヒクヒクさせてなんとか表に出すのは抑えていた。と、思っている。

塩足らん
2011.09.29 (木) vol.02837

そのマルエツ近くの雑木林が区画整理のため一部伐採されている。計画図によるとこの道はなくなるようで、工事用のオレンジの仕切りが民家の庭にも延びる。N君にあけびを持って行った。割れた紫の外皮の中にゼリー状の白い果肉がある。食べるというより含む感じで柿に似た甘みを吸う。種が多く少々めんどくさい。N君からは坂戸市役所のトイレで1000万が見つかったニュースを聞いた。昨日行ったばかりだったので驚いた。震災の義援金として使われることを意図して置いて行ったようだ。手続きがめんどくさかったのだろうか。夕飯にしめじのペペロンチーノを作って食べた。塩が切れていて物足りなかった。

わさび警報機
2011.09.30 (金) vol.02838

5年連続で日本人がイグ・ノーベル賞を受賞した。どこか笑ってしまうけど考えさせられる研究に対して贈られるこの賞は、その歴代の受賞タイトルを読んでいるだけでも笑ってしまう。今年は化学賞で「わさび警報機」の発明に対して、7人が選ばれている。わさび臭に寝てる人を起こす作用がある。ジョークのようだけど、震災後だけに聴覚障害者にとっての警報装置としては非常に重要だ。無臭のガスに臭いがついてるように気付かせることが大事なのだ。ところで、辛味は味覚ではなくて触覚で感じる痛みなんだそうだ。辛いのが好きな人はMなのかも。今朝もわさび納豆を食べたけど、日中は眠気に襲われてしまう。