日記 2007年10月
世界でたったひとりの子
2007.10.01 (月) vol.01395

「世界でたったひとりの子」(アレックス・シアラー、金原瑞人 訳)。主人公は本物の男の子「タリン」。永遠に大人にならない違法技術PPや老化防止薬の発明によって、若い肉体を維持したままで百歳を超える長寿を実現した世界は、その代償として次なる生命誕生の機会が激減し、子供が貴重な存在となっていた。親代わりの男「ディート」の下で各地を転々としながら、子のない家庭に自分を時間貸ししてお金を稼いで暮らしている。大人たちの都合社会に翻弄されて、ぼくがぼくであることさえも奪われて孤独に追い込まれていく・・・。原題は「The Hunted」。

衣替え
2007.10.02 (火) vol.01396

クールビズ期間が終わって、半袖ワイシャツから一変、昨日から長袖ワイシャツにネクタイに上着で出勤しています。急に涼しくなったので、暑苦しくはないですが、半袖のユニフォームに着替えて調査するので、今だけ面倒くさいです。さて、同じく昨日から郵政事業が民営分社化されて、早速、JPのグループロゴをあしらった看板があちこちで出ていました。郵便事業株式会社のカラーは相変わらず赤なんですが、窓口業務を担う郵便局株式会社はオレンジなので、目につくのはオレンジなんです。代わりに自転車やバイク、収集車が衣替えしてたら面白かったんだけど。

いいこと書いてある
2007.10.03 (水) vol.01397

「人生は素晴らしいものだ」(オグ・マンディーノ 作、伊藤知子 訳、原題「The Greatest Success in the World」)今日が返却期限日なので、急いで読みました。聖書を元にした短い創作で終盤にさしかかると・・・「十二番目の天使」を気に入って以来、3冊目のオグ・マンディーノですが、すごくいいこと書いてあるんだけど、同じ構成をこうして連続で読んじゃうと飽きる。逆に言うと、メッセージが一貫していてぶれてないから、とても力強い。でも、彼の言う成功が、ビジネスサクセスを目指す面が強い気がして、心の奥でひっかかってしまう。でも、いいこと書いてあるんだよ。

破線ドライブ
2007.10.04 (木) vol.01398

ここ数日、建設中の高速道路付近を歩いていました。道好きとして「どこに通るか」に興味があって、地図上の破線を見るだけで、なぜか実線より惹かれてしまう。でも現実は、家屋や田畑を壊して、土を盛って掘って、道や水路を付け替えて・・・変化が大きい所ほど高い情報価値があって、発信しがいもあるけど、それだけ現場は大変です。移ろうのは現実で、完成の前後しか状態がないわけがなく、その経過も情報化され、次々と高速で送受信出来るのが今です。実際の道路状況に合わせて走行するようにカーナビも言うけど、不確定な破線ドライバーは少なくない。

携帯三台
2007.10.05 (金) vol.01399

出勤途中で携帯を忘れたことに気づいた。だけど、取りに戻る余裕も無くて・・・今、実は携帯が部屋に3つもある。5月の末に機種変更をした時の新旧2台。そして、先月実家で新たに受け取った1台。母親の仕事の関係で、勝手に申し込まれちゃったんだけど、無料ということなので、しぶしぶ所有している。海外でもそのまま使えるなんとかシリーズの1台なんだけど、メインで使ってるやつがたまたまその機能に対応してるので、どっちにせよ不要で箱の中で眠っている。でも、全部FOMAなのでカードを差し替えれば使えるメリットはある。そもそも忘れちゃ意味無いけどさ。

計画と実行
2007.10.06 (土) vol.01400

秋の3連休第3弾の始まり。ガンダムの新シリーズ「00(ダブルオー)」の初回放送日なのをすっかり忘れて、出かけようとしていたのですが、いろいろあって断念し結果オーライ。18時、爆発音と共にスタート。アニメではなくリアルに聞こえてくるのは土浦の花火。大曲、長岡と並び日本3大花火大会とされ、70万人も見に来るらしい。5月からロープを張っての場所取り戦争が勃発していたが、市が撤去鎮圧した。さて、今日の読書。「13ヶ月と13週と13日と満月の夜」(アレックス・シアラー 著、金原瑞人 訳、原題「The Stolen」)。小学生の女の子に起きた不思議な物語。

あわやババヘラ
2007.10.07 (日) vol.01401

秋季千葉県大会決勝「安房 対 千葉経済大附属」に行きました。千葉県野球場のあるスポーツセンターはいろんな大会で賑わっていましたが、天気がはっきりしない晴れ曇。暑くもなく寒くもなく、かといって快適でもない、というか何というか・・・関東大会でも頑張ってください。さて、一緒に観戦していた、りょうちん&たろー。さんとお昼を食べながら話をしていました。先日行った秋田のみやげ話で一番盛り上がったのは「ババヘラアイス」。帰って調べたらオフィシャルサイトがあるじゃん!ババヘラスタンプラリーとか幸運のゴールデンババヘラとかあったら面白いのに。

ソーキング
2007.10.08 (月) vol.01402

3連休最終日は雨の体育の日。しかも休日出勤なので、ここまで秋の3連休第何弾がどうしたこうしたと書いてきましたが、結局は先月の秋田行きの3連休が一度あったきりで終わりました。そして、今日はソーキングをしました。うちにいるエアプランツのキセロくんとカピタくんの顔色がみるみる悪くなってしまったのです。放っておいても育つなんて言われたけど、俺の部屋がそんな快適環境なわけなかったんです。本当にかわいそうなことをしました。水遣りの方法で、霧吹きがミスティング、水に浸すのがソーキング。昨夜から今朝にかけて8時間バケツ入浴をさせました。

ミニバン
2007.10.09 (火) vol.01403

社用車のミニバンを初運転。エンジンの排気量も大きくて、低回転域でも速度が出るから静か、だけど速度感が出なくて怖い。CVTだからなのか、一定速度にアクセルの緩急をつける程度の走りをしていても、その都度ギアが行き来するような変化があって、余計なGを受けてガクガクする。ふとした瞬間に左手がフロアシフト位置に行くんだけど、実際はインパネシフトなので、そこには何も無く、両手をハンドルに置く慣れない体勢を続ける。さすがに踏まなかったけど、クラッチ位置にフットパーキングブレーキがある。通常ブレーキの遊びと効きも当然違う。やたら疲れる。

ニュートラル
2007.10.10 (水) vol.01404

今日から新地区に入りました。昨日は地区最終日で、"必ず終わらせる"というプレッシャーの中、慣れないミニバンにイライラ、送迎する分だけ時間のないドライバーは、休憩を取る余裕もなくギリギリで歩きまわって、帰りの車内で「明日は運転お願いします!」とバトンタッチ宣言。シフトチェンジぐらい自分でさせてくれ!ってな動きにホント疲れちゃって、キリもいいし、ダメな時ははっきり交替すべき。プライベートで1人ドライブするのとはわけが違うから。振り回されながらも初の地区担当者としてやってきて、最後の最後で予定組換えではずされちゃったよ。がっくり・・・。

ギア
2007.10.11 (木) vol.01405

突然こんな質問をされました。「4速で発進できる?」車の話です。「やったことないけど多分できる。」というのがその時の答えで、自分でも面白そうだなぁと興味が湧きました。実はいつも2速発進をしているんです。1速が強過ぎてすぐシフトアップが必要だし、パワーロスを考えると、結局セカンドの方がスムーズに加速出来て、扱い易いんです。もちろん、坂道・人や荷物が重い・エアコン使用時といった状況には応じますが、渋滞時にも効果を発揮します。さて問題の4速発進ですが、ガタつきながらも一発で成功しました。でも、動き出すのにちょうどいいギアを選びましょう。

レスキュー
2007.10.12 (金) vol.01406

公民館とか集落センターとか名前は違えど地域の集会所が各地にあって、仕事の行き帰りの目印だったり、休憩場所だったりでよくお世話になっています。今日もお昼にそこを目指していました。すると併設された防災スピーカーからサイレンが鳴って民家火災発生を告げ、消防分団の建物から消防車が慌しく出動していきました・・・少年は登校途中で消防車を追いかけて行方不明になった。「ミッシング - 森に消えたジョナ」(アレックスシアラー 著、金原瑞人 訳)。親友のジョーはあの時止めておけばと責任を感じながら、独り信じ続けた。助けられるのは僕しかいない。

55555
2007.10.13 (土) vol.01407

来週からはじめての出張に行くことになり、準備調整の週末です。まずは仕事用の運動靴を洗いました。天気がイマイチなので乾くか不安だけど、そのときは別のを履いてけばいか。次に本。返却しておかないとまずいので、昨日のうちに読み終わらせて、初めて行く図書館に向かいました。途中で、愛車の走行距離が55555キロを達成!どんな数でもその一時しかないんだけど、ゾロ目ってなんかすごいって思っちゃうよね。記念に路肩に止めてオドメーターを携帯でパシャ。それでまた本を借りてきた。今回は秋の夜長にも読むことになるはず。2冊じゃ足りないかな・・・

ちょっと書けない
2007.10.14 (日) vol.01408

明日から出張なので、昨日今日となんか落ち着かない週末を過ごしています。旅行前のワクワクみたいなのはなくて、ちょっと緊張、ちょっと切ない、ちょっと寂しい。せっかく行くならもっと遠くがいいけど、仕事以外なにも出来そうもないし、楽しみをあまり感じられないのが、ちょっと残念。とにかく1回経験しておけば、次からはちょっと楽になるだろう。そんなわけで、日記を更新できるようにどうにかしようと思っていたけど、今回はあきらめた。そこらじゅうにいくらでも方法はあるけど、この枠に収めるようにぴったり書くだけのことができない。携帯で推敲するのもきつい・・・

出張
2007.10.15 (月) vol.01409

今週ははじめての出張です。各支店で担当しているエリア内であっても、遠方の地区は拠点からの毎日の移動時間が積み重なると大きなロスになるので、ピンポイントで宿泊調査が行われます。3列シートのおかげでほとんど役立たずのラゲッジスペースしかないミニバンに6人が4泊5日分の荷物でぎゅうぎゅうになりながら乗り込んで出発。最初はいつも通り各々のポイントで降ろしてもらって、最後は俺は近かったのでホテルに直接集合。定刻通りに仕事は終わると、あとはフリー。部屋に入った瞬間に「暇」。することないなんて感覚は久々でテレビみてました。

失調
2007.10.16 (火) vol.01410

7時からホテルで朝食。チェックインの時に和食と洋食を選んでおくんですが、迷わず和食。ご飯、味噌汁、サラダ、焼き魚、納豆、ノリ、目玉焼き、小鉢に漬物。よくあるパターンのオールキャスト。朝抜き生活だった体に、バナナからはじめて納豆ご飯を押し込むようになって1年、ありがたいんですが、ちょっと多い。そして30分前倒しで仕事開始。そのために来たわけだから当たり前だけど、ホテルを一歩出たところから丸々調査で、けっこうな時間を歩きます。いつも持参するお昼のおにぎりはないし、夕飯はみんなと食べにいって、お腹の方も失調中。しゃっくり・・・

希少
2007.10.17 (水) vol.01411

さて今回の調査地区、県内の括りでみると地域的に独立していて、実家から直行したほうが近い位置にあります。日本の歴史の舞台にも登場したことがある古くから栄えた街で、江戸時代には日光街道の宿場町でもありました。あちこちにその面影を残していて、石畳の通りとかも整備してあるんですが、残念ながら観光地としてのインパクトには欠けています。初日に古い丸ポストの写真を撮っている人と今日初老のご夫婦がパンフレット片手に街歩きをしているのを見かけたぐらいです。でも、世界でも希少な「ユネスコ メリナ・メルクーリ国際賞」を受賞しています。

ボーイズ・ドリーム
2007.10.18 (木) vol.01412

フリータイムを意外と読書に費やせないまま、1時間のお昼休憩も店内に食べに入ったりして、いつも通りには読み進められず、2冊ぐらいでちょうどいいんじゃないかという予想はおおはずれ。宿泊最終日の4日目にして、ようやく1冊目を読み終わりました。「ボーイズ・ドリーム」(アレックス・シアラー 作、鈴木彩織 訳)ウィルモットという男の子が有名になりたくてフライドポテトの大食い世界記録に挑戦する話で、原題は「Wilmot and Chips」。1つ上の兄テリーとはケンカばかりで、協力的な態度のときは逆に違和感を感じる弟。そんな兄弟のやりとりに笑ってしまう。

取捨選択
2007.10.19 (金) vol.01413

出張が終わって帰宅。要らんチラシでぱんぱんの郵便受け。玄関の電気のスイッチを入れるが点かない。ブレーカー落としておいたんだった。元に戻した瞬間、ぴんポーンとインターホンが鳴る。そういうもんなのか・・・冷蔵庫はすっからかんなので、炊飯器にお米をセットしてから買物に出かける。夕食後にメールチェック。迷惑メールが100通も、そのうち3通はウィルスメールだった。まったくひどい・・・前はほとんどが英語でなんやかんや書いてあったけど、最近のはほとんどが日本語でいやらしくて、馬鹿馬鹿しい。CTRL+Aで一括削除。アドレスは捨てられないけど。

週間洗濯
2007.10.20 (土) vol.01414

よかった秋晴れ。たまった5日分の洗濯物。月曜日にはまた用意しなくちゃいけないんだから、乾いてくれなきゃ困る。そして、たまった5日分の日記。一応、メモなんか書いておいたんだけど、日付無視で、5日分を5日間に割り振った感じ。それに時間費やしながら、借りている本のもう1冊をこの土日中に読み切る予定もある。今後のスケジュールを考えると、期限内に返却するタイミングがなくなるのと、また借りに行かないと来週分が足りないのとで、焦りを感じながらも急げない。脳のどこかが読まずに返す方針に決めているらしい。だって、ガンダムはかかせない。

バッテリー
2007.10.21 (日) vol.01415

というわけで1冊は読みかけですが、返却して、改めて6冊借りました。中央図書館だったらまず無理だと思われる「バッテリー」(あさのあつこ)の全巻まとめ借りに成功。コンパクトな文庫本だし、明日からの再出張にはぴったり。スバルでオイル交換してもらっている間に、早速読み始めました。途中でワイパー交換も勧められて、そういえばゴムがガラス面を滑らずにガタガタしてるからお願いして、思わぬ出費をしてしまいましたが、出張中の食事代ぐらいは財布に残るし、最後にはまとめて手当てもつくから大丈夫だろう・・・バッテリー交換も勧められたけどまだ早い。

ひとりファミレス
2007.10.22 (月) vol.01416

先週に引き続き、今週も出張です。場所は同じです。2週連続の環境変化で落ち着かない部分もあって、週末も休みきれなくて体調崩していたんですけど、お昼に「はじめてのひとりファミレス」に挑戦してみました。お店に入って「お客様何名様・・・」に人差し指一本立てて「ひとり」と言う関門を突破。もちろん禁煙席で、最奥にあった2人用テーブルに座る。ピンポンを押して「日替わりランチ」を注文。届くまでの短い時間で「バッテリー」を読む。ひとりでは早々に食べ終わって余る休憩時間。混んでるので読み続けるのは遠慮して出る。レシートから情報入手。調査完了。

掴めない
2007.10.23 (火) vol.01417

ホントに風邪ひいたみたいで、昨日Uさんに薬もらって飲んだ。普段は使わないけど、仕事で出張に来てるから今朝も飲んだ。おかげで歩いてるうちに楽になってきた、回復早いなと言われたけど、ダウンしなかったという意味でもちろん普段より調子は悪い。寝床がいつもと違って枕も低い、後頭部から右肩にかけての首筋に掴めない鈍痛が残ってすっきりしない。昨夜、免疫力増加を狙って近くのスーパーでバナナを買った。その時目に付いたので植物性ヨーグルト「野菜の戦士」も買ってみた。新ジャンルだと思ったけど、こんにゃくゼリーがゼリー枠を出ないのと同じか。

贅沢な時間
2007.10.24 (水) vol.01418

先週紹介した「ユネスコ メリナ・メルクーリ国際賞」を受賞した場所の近くにさしかかったので、休憩時間を使って見てきました。シートを広げて親子連れがお昼食べてたり、幼稚園生がピクニックに来ていたりと、ありきたりな言葉ですが、市民憩いの場となっているようでした。日本唯一の場所ではありますが、背景は各地にある城址公園と同じで、広くよく整備されてますが特別違いは感じませんでした。でも、賞は関係なくこういう場所はいいなぁと思います。今のような仕事をしてると特にそう感じます。広々した公園のベンチで読書なんて、なんか贅沢な時間ですよ。

表現者
2007.10.25 (木) vol.01419

体調が優れないことも手伝って、「バッテリーIII」まで進みました。Iで主人公の巧に対する祖父の台詞「身体が弱くとも、勉強ができんでも、野球はできる。足が悪うても、手がなくとも、耳が聞こえんでも野球は、できるんぞ。他人より強い身体を持っとるやつだけが、野球を楽しめるんと違う。間違うな、巧」衝動的にP99L6とメモをとる。それを体現する弟の青波に嫉妬する俺。IIのあとがきで作者のあさのあつこさんは、「少年の髪の毛一本、表すことはできない。」書き切れない、追いつけない、と嘆くように言っている。言葉も身体も表現することにはじまって、追いかける。

コールドパンツ
2007.10.26 (金) vol.01420

朝から雨。強い雨。泊まってまでやってるなんて、そんなこと自然がかまうはずがない。注意して傘をさそうが空気が濡れているんだから、図面がふやふやで書き入れることさえままならない状態に陥ってアウト。靴もバッグもびちょびちょ。本の左下の角が水を吸ってそこだけ盛り上がっている、やべっ。ある意味最終日でよかった。帰りのカーラジオが、台風の発生とそれがいきなり明日の夜関東に接近する恐れがあると伝えている。おいおい、関東大会大丈夫かよ。明日開会だから、出張終わってもホッと息もつけない。買物、充電、洗濯・・・あ、替えのパンツどしよ。

ワイパー
2007.10.27 (土) vol.01421

秋の関東大会は開会式ごと雨天順延。それを自宅PCで確認し安堵入りコーヒーをすすると、雨の中を買物に出た。出張明けで土日を実家で過ごす想定だったからだ。無音のワイパーに感心しながら車から降りるとすぐ声をかけられた。前職のNさんだった。車を12ヶ月点検に出してきたところだと言った。じゃあ来年は車検ですねなどと笑いながら、二重白線の内側の一本を斜めに跨いでいる愛車が恥ずかしかった。あれこれ迷いながらもN家はけんちんうどんと決めていたようだ。それを高校球児が食べるのだろう、宇都宮の天気なんて気にもせずに。今夜は台風だ。

お風呂
2007.10.28 (日) vol.01422

久しぶりに湯船に浸かった。出張から戻ったからじゃなく、普段シャワーだから。お湯がもったいないと思っている。時間がもったいないと思っている。自分ひとりが入るためにあれだけの水を使って温める。入浴時間が長くなる。その間、湯沸し器のスイッチがオンのままになる。体を洗うときには結局お湯を抜きながらシャワーを使う。いつの間にかシャワーだけを浴びるようになった。今日はなんか全てに身が入らなかった。のんびりしたのとは違う。情熱が湧かない、形にする力が出ない、何をしていたのかと虚しかった。お風呂で本を読んでいたらぬるま湯だった。

オートマトン
2007.10.29 (月) vol.01423

今週から通常業務に戻ります。といっても、先週、先々週と続いた出張も、行き帰りに時間がかかるから現地に泊まってやっていただけで、仕事の中身が変わるわけではありません。ただ、その間は運転しなかったので、久々にオートマ操縦しました。CVTのミニバンじゃない方なので、こっちは慣れてしまいました。そういえば実家でもオートマ限定の妹も乗れるように新車を買ったらしいです。プレオ君の妹分でステラちゃん。今度帰ったときにでも、スバルのCVTがどんなもんか試乗してこうようかな。車庫証明の件は特に連絡ないから、1分の2で登録が通過まじかる。

ベジマイト
2007.10.30 (火) vol.01424

遂に「ベジマイト」の時がやってきた。ここしばらく朝食に納豆でごはん一膳を食べる生活を定着させてきたから、なかなかトーストに切り替えられなかったけど、出張明けの今がタイミングだろう。マーガリンをスプレッドナイフですくう。トーストとシリアル生活だったひとり暮らしのはじめが思い出される。その上に「ベジマイト」が加わる。たろー。さんのオーストラリア土産。劇的にしょっぱいから薄く延ばして食べるように言われて、衝撃を受けまいと、味を知る前に素直に従っている自分に気づく。好奇心が先入観に塗りたくられてしまった。いや、しかし、これは、それで正解。

楽しい組み合わせ
2007.10.31 (水) vol.01425

助手席のTさんから、「最近楽しいことない?」と聞かれ、「ある。」と答えたかったけど、表向きにはなにもないと気づいて、「う~ん、ないですね。」と言ってしまった。「考えても出てこないんじゃ、ないんだろうな、俺もないけど・・・」週末の1日でも旅に出る予定何も立てていないし、これから向かう季節の中で、紅葉も雪景色も好きだけど、いろいろ考えるとしぼんでしまう。裏向きにしたって、野球はもうシーズンオフに入るし、今の形で十分楽しいだなんてやっぱり思ってない。ひとりがふたりが大勢が楽しいこと、想像が行動が共有が楽しいこと、それぞれの度合いがある。