日記 2025年6月
横峰寺
2025.06.01 (日) vol.05548

昨日道の駅ひなの里かつうらで買った100%みかんジュースを飲んで出かける。高松西からいよ小松まで高速、県道147号の突き当り湯浪から伊予遍路道(横峰寺道)が続く。別ルートの有料林道で車でのアクセスも可能だが、ここは登山を兼ねて歩く。200メートルおきに距離標があるほか、古よりの丁石(約109m)にも導かれて60番札所横峰寺に参拝。その奥、石鎚山を正面に見る遥拝所の星ヶ森(808m)まで行って戻る。石鎚神社を挟んで湯之谷温泉で汗を流し、いよ西条から高速、入野PAでせんざんぎ定食を食べて帰宅。

ゆめのレジスター
2025.06.03 (火) vol.05549

言われて納得したけど、どうも納得がいかない。スーパーのセルフレジ利用時のエラーで、スキャンした商品を袋に入れたのに「もう一度袋に入れてください」と言われることがある。店員がやって来て解除操作をしてくれるが、最近多いので聞くと「地場野菜は重さの登録がないのでエラーになる」とのこと。なるほど、ほぼ毎回買うようになったミニトマトが原因だったか。不完全なシステムに善良なる市民が疑われ不利益を被るという矛盾。回避するには混んでる有人レジに並ばなくてはいけない。長嶋茂雄さんが亡くなった。ミスターでありマイスターだったろう。

モンベル50周年
2025.06.06 (金) vol.05550

モンベルの会員誌が届いていて、50周年記念のおまけが入っていた。手拭か粋だねぇと思ったがバンダナらしい、今春オープンした田部井さんの記念館併設の三春店に行ってみたい。さて夏至も近づき日も長いはずなのだが、なかなか明るいうちに帰れないでいる。今年度はまたいろいろ変わっていて正直業務量が増えていることをこの2か月で思い知った。毎年恒例のストレスチェックを受けたのだが良好らしい。言葉や数だけでは測れないことがあるだろうに、この設問自体がストレスだ。来週から雨マークが並んでいて、おそらく梅雨入りするだろう。

弁天山
2025.06.07 (土) vol.05551

日本一低い自然の山とされている徳島市の弁天山(6.1m)に秒で登った。まだ通ったことのない道を中心に東へと何本も乗り継いで、津田で国道11号線に出て徳島県に入る。道の駅くるくるなるとでトイレ休憩ののち、阿波しらさぎ大橋で吉野川を渡って小松島市の18番札所恩山寺に参拝する。ここからUターンして弁天山、吉野川橋で再び吉野川を渡り県道14号を西へ。土成から脇町まで1区間高速を使い、国道193号から県道30号にそれて帰宅。雨のパラつく時間もあったが、天候はあまり崩れず乾燥注意報が出るほどだった。

弁天山
梅雨入りメンテ
2025.06.08 (日) vol.05552

「九州北部と四国が梅雨入りしたとみられる」そんな天気なのでメンテナンスにあてる。今朝WEB予約して昼過ぎにイエローハットでオイル交換をする。郡山を出る前に車検通して以来気付けば18,000キロも走っていて、最近明らかにエンジンの動きが悪かった。そして高速走行時に車体がふらつくのが気になりタイヤの空気圧も適正に、減りが後輪に偏っていたようだ。そのまま香川図書館に行って1冊返却2冊借りてきた。戻っては自転車にも空気を入れて、チェーンに油を差す。自分地プロジェクトは3月のJR牟岐線を阿波海南から徳島まで。

君たちはどう生きるか
2025.06.11 (水) vol.05553

二日連続でカッパでも足元が濡れるほどの雨の中を出勤し、靴下を替えたもののもう靴が濡れている。母は予定通り今日午前入院先の病院から施設に戻った。付き添った妹によると話は出来るが以前に比べて反応はゆっくりだという。わずか半年の間で立て続けに両の脳にダメージを負ったのだから、話せるだけでも良かったと思う。だけどいずれも帰省した直後に倒れているのが気になって、会ったらまた失うんじゃないかと怖い気もする。久しぶりに明るいうちに帰宅して、スタジオジブリの「君たちはどう生きるか」を放送からひと月経ってようやく見れた。

なにをして生きるか
2025.06.12 (木) vol.05554

「なんのために生まれて、なにをして生きるがか・・・」朝ドラ「あんぱん」にはドラマのモデルであるやなせたかしさんが作詞した「アンパンマンのマーチ」に込められたセリフが何度となく登場する。劇中ではさらに太平洋戦争に突入し、無念にも散っていった時代の人たちを想うとやり切れず、つい涙してしまうシーンも多い。欲深くも平和と自由と健康のうちにやりたいことができる今がなんとありがたいことだろうと思う。それを無為に過ごしている人が多いような気がするのは気のせいだろうか。それも多様性なんだろうけど、自分にしかない好きを追求して生きたい。

大日寺
2025.06.13 (金) vol.05555

梅雨時期に晴れ間を期待する方が悪いんだろうけど、今回も九州遠征は諦める。人事部の推奨もあって月1回は有休を取ろうと思って、今月はミヤマキリシマの久住山をイメージしていた。 かといって雨降りでもないので、往復下道で13番札所の大日寺に参拝する。対面の一宮神社はかつての阿波一宮で札所でもあったとのこと。その背後に一宮城跡があってふらっと1時間ほど登山してきた。文化の森に移動して、徳島県立博物館を2時間ほどじっくり観る。四国初の恐竜化石は勝浦町で発見されたこと、辰砂、ヤッコソウなどを学ぶ。

猫が鳴いている
2025.06.14 (土) vol.05556

イスラエルがイランを攻撃したことを昨日の出かけにカーラジオで知った。人様のものを勝手に壊すなど許されてないが、国となると違うらしい。しかも核関連施設だというから、日本人として黙っていられないし、負の連鎖が拡大するのが心配だ。夕方あたりからずっと猫の泣き声が聞こえてくる。雨音に混ざってミャーミャー届くので近くで何かを訴えているのだろうが、それ以上の関心は引き出されない。小豆島産のレットスターを見かけて買う。小ぶりで赤くスモモ特有の酸味が、ソルダムを思い出させる。鯵のにぎりは小豆島限定の醤油を添えていただく。

鈴の音
2025.06.15 (日) vol.05557

登山支度をしていると外から熊鈴が聞こえた。近所にも登山者いたんだと思っていると近づいてきて、玄関越しに人影が見えた瞬間、部屋の中にすり抜けてきた。ぎょっとして見ると母だった。ここで半分夢と気づきながら握手をして、「お父さん」とか「生協」とか言っているところで目が覚めてしまった。滅多に夢を見ないから、虫の知らせではなかろうなとリアルな手のぬくもりに少し涙した。思わず晴れた午後、勝瑞城館跡、鳴門市ドイツ館、賀川豊彦記念館、坂東俘虜収容所跡、2番札所極楽寺、大串半島を回ってきた。知らないことばかりだった。

梅雨前線の復活
2025.06.20 (金) vol.05558

今までになく混んでいる高知出張帰りの高速バス。予約したのが遅かったのもあり、座席指定の時点で窓側は埋まっていて、通路側を選ぶしかなかった。相席になるのが分かっているのならばと、自腹一泊コースで観光して帰ろうか迷ったものの、土曜の天気が思わしくない。8日の梅雨入りから一週間はらしい天気が続いたが、今週は月曜に34.9度の高温で熱中症警戒アラートが出て、以来連日の真夏日で梅雨前線すら消えてしまうありさま。それが復活の兆しがあり、予報も見る度に変わって定まらず、結局予定通りの便に車内読書乗車。

太龍寺山
2025.06.21 (土) vol.05559

太龍寺山(618m、阿南市)に登った。県道282号線の堤防上に駐車し、加茂地区一宿寺を起点に四国最古の遍路道とされる「かも道」を登る。南北朝時代の丁石が残る旧遍路道で、西の高野と称される21番札所太龍寺に着く。その先の山頂で四国百名山をやっている男性と会い、オオカミ像まで一緒に行く。ちょうど目の前をロープウェイが通過し、車内アナウンスがあるらしく手を振って応える。太龍寺道を下山、途中若杉山辰砂採掘遺跡がある。県道を車まで戻り、大和の郷で汗を流す。上板SAで徳島ラーメンを食べて帰宅。

バンカーバスター
2025.06.22 (日) vol.05560

トランプ大統領はめちゃくちゃだが戦争には反対なのだと思っていた。それがイランの3つの核施設(フォルドゥ・ナタンズ・イスファハン)を攻撃し成功したと発表した。地下深くにある攻撃目標を破壊することができるバンカーバスターと呼ばれる爆弾を投下したと言われている。核を持つものが持たざるものに、持つなと言って攻撃し脅す。まるで広島・長崎のようだと思ったが、逆に始まりである。結局これがアメリカのディールなら、ロシアに何が言えるというのか。日本は落とされたものとして何も言わないのか、戦後80年、深くえぐられた傷はまだ癒えぬか。

騒々しく変わらぬ朝
2025.06.23 (月) vol.05561

松山に行くので少し早めに鳴らした目覚ましを止める。程なくして火災警報器の音が聞こえてきて外を見る。近所の病院かららしいが煙も見えないので誤報だろう。続いて突然の激しい雨風になりカーテンが吹き上げられたり吸われたりしている。なんとも騒々しい朝だがどちらもすぐに収まった。出張はいつもの通りの高速バスだったが、帰りのバス停で来月からダイヤ改正があることを知った。朝は変わりないが、ちょうどいま待っているバスの時刻が10分早まるらしい。わずかな違いながら、仕事の定時まで事務所にはいられなくなるから少し考えものだ。